デュラララ!!×2結 第35話 舞台探訪(聖地巡礼)
探訪日:2016/03/20
ここ数話は連続して静雄vs臨也、露西亜寿司に集まる罪歌憑き、ハンズ前に集まりつつある帝人、正臣、杏里、そしてセルティの元へ向かおうとする新羅の大きく分けて4つの筋で話が展開していましたが、結末を目前にして、ついにほぼ全員が同じ場所に集結したのが今回の展開でした。
どこかのビル工事現場で決死のバトルを繰り広げていた静雄と臨也も場所を移動し、千景と青葉達ブルースクウェアが一悶着起こしていたハンズ前に乱入。その様子を見て慌てふためく那須島は引きつづき露西亜寿司前で罪歌憑き達を支配し事態の打開を試みます。そんな大ピンチの場所から無事に逃れた狩沢は、池袋病院近くで杏里や門田達を乗せたワゴンと合流。しかしその直後ワゴン組は泉井に襲撃されます。そしてそのすぐ隣のビルの屋上では、帝人と正臣が重大な局面を迎えていた…と、本当にみんなすぐ近くに居るのにまだあと少しのところで物語の糸が絡みきらない、そんな状況になっていました。Aパート開始時点でのそれぞれの位置関係を地図に載せるとこのようになります。半径100mにも満たない範囲に集結しているのにまだ絡まないというのがいかにもこの作品らしい展開ですねw
舞台探訪記事的には、数話前まで室内に居た人も全員外に出てきたため、範囲は狭いけどものすごく枚数の多い回となりましたw
第35話Aパート
Aパート冒頭は静雄vs臨也の死闘から。予想以上に追い詰められた臨也はビル工事現場から逃走しますが、静雄はいつも通り車やらなにやらとんでもない物をぶん投げて追いかけます。この移動中に通った路地はもしかしたら実在するかもしれませんが、まだ特定できていないので今回は掲載しません。
続くシーンは首都高沿いのビルの屋上で対峙する帝人と正臣。重要な局面を迎える彼らのバックには、池袋のシンボルであるサンシャイン60とその手前の青いビル「アムラックス」が圧迫感あるほどの存在感で描かれていました。
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作中と全く同じアングルでは撮影できないので近い雰囲気で。
そんな2人の様子を見ているのかいないのか、首を取り戻し元の姿に戻ったセルティ・ストゥルルソンは池袋で一番高いサンシャイン60のその頂上に身を置いています。
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見上げるサンシャイン
一方、前回罪歌憑きの群れからなんとか脱出することに成功した狩沢。那須島と贄川春奈が鯨木かさねの名前を出してなにやら企んでいるのを聞いてしまったことから、コスプレ仲間候補(?)のかさねの身を案じて電話をかけます。この時狩沢が居たのは首都高下の道に架かる歩道橋。露西亜寿司前から1ブロック北に行った位置にあります。
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狩沢が居た歩道橋の階段。
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場面変わって60階通りのハンズ近く、前回に引き続きABC-MARTとセガのゲーセンがあるあたりで対峙する千景と青葉達ブルースクウェアのシーン。
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そうこうしているうちに前回ワゴン組の脇を通り過ぎていった暴走族達もハンズ前付近に到着。
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60階通り終点の先にある交差点に大集結する暴走族やチーマー達。
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辺り一帯に居るのが「ダラーズ」メンバーであると示すため短文メールを一斉送信する青葉。「六条千景はダラーズの敵だ」と…
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メール一斉送信の余波がこちらにも来ている露西亜寿司前。しかし那須島は特に気にせず余裕の表情です。
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この状況に介入してくる勢力が更にもう一つ。帝人に拳銃を横流しした青崎から帝人の件を預かった赤林です。彼自身は車で移動中ですが、部下が二人ハンズ前で様子をうかがっています。
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この辺りのカットは完全一致では撮れなそうなので雰囲気重視で。
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場面は歩道橋上の狩沢に戻ります。狩沢が歩道橋から様子をうかがっていると、新羅の家から川越街道沿いに走ってきた門田達のワゴンを発見。ついに合流と相成ります。
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作中カットは陸橋の上からですが歩行者は入れないので歩道橋からそれっぽく。
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歩道橋を通り過ぎた少し先、池袋病院の前付近に停車します。
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折角合流するも、赤のカラーコンタクトをしたままだったため罪歌に支配されていると勘違いされ、危うく杏里に斬られそうになる狩沢w
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「アークホテル東京」の前あたりで「感動の再会w」してる感じです。
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場面変わってニュース映像。池袋で連続発砲事件という内容が報じられ、帝人の「(銃を)もう撃ったんだ」という発言の意味がここで判明します。現場となったのは池袋警察署と粟楠会組長宅前。組長宅は実在するかどうか不明ですので、警察署の方だけ撮影してきました。
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池袋警察署。実際の様子は作中と若干違いますかね。
再び帝人と正臣が居るビルの屋上に場面は戻ります。夜の池袋をバックに銃を構える帝人。後ろにはサンシャイン60とプリンスホテルが見えています。
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これも屋上からではなく地平から似たような雰囲気で取れる場所を探して撮影しました。
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第35話Bパート
Bパートは帝人と正臣の様子から。帝人はついに持っていた拳銃を発砲します。
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二人の居るビルを見上げた構図。
その後画面はサンシャイン前へ。千景とブルースクウェアと罪歌憑きと暴走族、陰からは赤林の手の者が様子をうかがっているというだいぶカオスな状況ですが、ここにさらにビル工事現場から場所を移してきた「戦闘中」の臨也vs静雄まで合流してきます。
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移動中の地点が特定できていないので曖昧ですが、この方角で臨也がやってきたと言うことは最初に居たビルは東池袋、南池袋ないしは雑司が谷方面なんでしょうかね?
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千景たちの所に臨也と静雄も混ざってもはや大混乱。
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暴走族のバイクも宙を舞いますw
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その頃の門田達ワゴン組。Bパート冒頭のシーンで帝人が発砲した音に杏里や門田は気づきますが、実はワゴン組が居るのは帝人たちが居るビルのほぼ真下。あたりは暴走族だの何だので大騒ぎになっていても聞き取れたのはそんな位置関係もあったからなのかもしれません。
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帝人達が居るビルを見上げた構図。作中通りかなりくらいです。
一方ハンズ周辺の大騒動からは少し離れた六ツ又陸橋の歩道橋。怪我した身体を押してセルティの元へと歩く新羅はここで鯨木かさねと再会。再び拉致されるのかと思ったら愛の告白をされるという、突拍子もなくしかしこの作品らしい展開が待っていました。
二人が出会ったのは六ツ又陸橋の北側、作中では来良学園がある方の歩道橋です。オレンジ色の照明に照らされる中、足下を山手線と湘南新宿ラインの電車が行き交う様子が描かれる、印象的なシーンでした。
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このカットは六ツ又陸橋から大塚方面に一つ行った先、「堀之内橋」から二人の居る六ツ又陸橋を眺めた構図。山手線の架線が完璧なまでに正確に再現されて描かれています。照明の色合いも作中通り。
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作中左側に見えているのはおそらく来良学園の建物。実際にはありません。
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陸橋と線路は実際には斜めに交差しているので、これも作中のイメージとはちょっと違います。
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池袋の夜に聳える清掃工場の煙突。
この後は屋上の二人、粟楠会の二人、臨也と静雄と千景と青葉、那須島と四十万、そしてまたワゴン組とあちこちめまぐるしく場面転換します。細かく区切っていられないので、屋外シーンを出てきた順にどんどん紹介していきますw
ワゴン組の元には泉井が登場。いきなり車のフロントガラスを割ってくるなど明らかに敵対モードです。狩沢合流、銃声、そして襲撃とあまりに立て続けにいろいろ起こっているので場所は池袋病院前から動いていません。
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露西亜寿司前の那須島。1ブロック先の60階通りに静雄がやってきたのが目に入り慌てふためきます。
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その頃の静雄。周りに居たチンピラに襲われそうになりますがそんなものは眼中になく、盛大に吹っ飛ばして返り討ちに。
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吹っ飛ばされたチンピラがぶち当たったゲーセンの巨大看板。
静雄vs臨也もいよいよ最終局面なんでしょうか。臨也はナイフを構え、静雄は1期からおなじみ「コーラララ」の自販機を引きずって今にも投げようという体勢に入っています。
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また場面はワゴン組に戻り、こちらもvs泉井との乱戦スタート。隙を突いて杏里たちは「帝人を助ける」ためビルの屋上へと向かいます。
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遊馬崎の「俺式イノケンティウス」が炸裂w
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杏里以下数名は帝人と正臣が居るビルの屋上へ。杏里の背後にあるのがまさにそのビルです。ちゃんと杏里が走って行く先に、正臣と千景が使った屋上への階段があります。
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ワゴン組vs泉井の乱闘が始まるとそのままエンディングに突入。最後は屋上に場面が戻り、ついに親友だったはずの正臣を仕込み拳銃で撃ってしまった帝人の様子が描かれ、次回最終話へ続く……!
というわけで、次回第36話、3クール続いた「デュラララ!!×2」もいよいよ最終回。そして1期から合わせると本編話数のみで60記事にのぼるこの「デュラララ!!舞台探訪」の記事もとりあえずの最後となります。絡みに絡んだ物語はどう着地するのかも気になるかもしれませんが、この記事的には最後の舞台はどこになるのか、というところも注目ポイントの一つかと思いますw
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