デュラララ!!×2転 第13話 舞台探訪(聖地巡礼)
探訪日:2015/07/05
「デュラララ!!×2 転」第13話「汝の敵を愛せよ」の舞台探訪です。
分割3クールの1クール目「転」から3ヶ月、いよいよ「転」の章が始まりました。その初回となる第13話は原作第7巻相当のエピソードからスタート。前回ラストの大波乱から一転、束の間の日常に戻った池袋の住人達が、それぞれの場所で時々交錯しながら、それぞれの日常を送る姿が断片的に描かれました。出てきた地点も散発的にいろいろと。駅前や60階通りなど、わりとよく見る池袋の日常らしい場所がメインでした。
第13話「汝の敵を愛せよ」登場地点概略
「デュラララ!!×2 転」第13話「汝の敵を愛せよ」では次の地点が登場しました。
(※各エリアがどの辺りに相当するかは「デュラララ!! 舞台探訪 総合TOP」ページをご覧下さい。)
- ◆池袋駅~60階通りエリア+南池袋エリア
- 今回は多数のキャラがそれぞれ別の場所に居る姿が断片的に描かれているのでどのシーンがどの場所、とはなかなか言いづらいですが、ざっくりとまとめます。
駅前~60階通りのメインの繁華街は、1期1話や2期1話でも出てきた東口を出てすぐのところや60階通り入口、35番出入り口などおなじみの場所が中心。Aパートラストで帝人が歩いていたシーンや、神近さんと臨也の病院を襲撃した女の子がすれ違ったシーンなどで登場しています。病院襲撃の女の子が回想シーンで臨也と自殺オフに参加していたのは南池袋エリアの中でも駅にほど近い繁華街にあるカラオケ屋でした。
- ◆サンシャイン通り、中池袋エリア
- このエリアも非常に良く出てくる「露西亜寿司」前と「ト音記号のオブジェ」周辺が今回のメインです。Aパートで誠二&美香が帝人に出会ったシーンや、同じくAパートで静雄が街のチンピラ達から狙われていたシーンなどがこのエリアです。
- ◆東池袋4・5丁目エリア
- 新羅の父親・森厳が「矢霧製薬」社長であり波江と誠二の叔父である矢霧清太郎を車で送り届けた「矢霧製薬関東研究所」。この場所のモデルはサンシャイン60の裏にある「造幣局東京支局」のようです。多くの人で賑わうサンシャインシティのすぐ裏なのですが、かなり広い敷地に工場が広がっており、道路を挟んで反対側も区立のグラウンドがあるだけなので、この通りは人通りも少なく周りとは違う雰囲気になっていました。
- ◆その他エリア、不明な場所
- 前回「承」最終話ラストシーンで澱切陣内に刺された臨也。その現場が宮城県仙台市の繁華街である事は12話の探訪記事でも紹介していましたが、今回本編中でも語られて正式に明らかになりました。この「通り魔事件」を報じるニュースのナレーションで「仙台駅近くの繁華街」と述べられていたり、入院している臨也の枕元に「SENDAI」と書かれた観光ガイド?が置かれていたりと分かりやすい物だけでなく、臨也を事情聴取しにきた刑事が読んでた新聞が「宮城新報」というものだったり、病院から新羅の携帯に電話をかけたときの番号が市外局番「022」だったりするなど、細かいところまでしっかり仙台っぽさを醸し出していました。
こういう状況なので臨也が入院している病院も仙台ということで間違いないのでしょうが、現時点では建物外観が一致する病院を探し出せていません。その他作中のニュース映像で出てきた仙台市内の繁華街の写真は「承」12話の探訪記事に掲載していますのでそちらをご覧下さい。
このほか池袋では、Aパート冒頭で静雄が借金の取り立てをしていたアパート周辺、九瑠璃&舞流と茜が通うボクシングジム「楽影ジム」、杏里の両親が昔経営していた骨董店「園原堂」、この3ヶ所がどこだか分かりませんでした。
第13話Aパート
Aパート冒頭は臨也刺傷事件のその後の様子が描かれるところからスタート。池袋の住人はそれぞれの場所でそれぞれの日常を過ごしています。かなり飛び飛びにいろんなところが出てきましたが、登場順そのままに紹介していきます。
前述の通り臨也の病院と静雄が取り立てしてる古いアパートは特定できなかったので、分かったこのシーンから。取り立てを終えた静雄とトムが歩いているのは60階通りでした。
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1期の頃から何度も出てくるHUMAX前からサンシャインを見上げるカット。作中画像の左側は相変わらず今は無きホテルテアトルの建物のままのようです。
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60階通りの路面
続いて露西亜寿司前の交差点。場所としてはよく出てきますがこの構図は初めてかも?
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露西亜寿司の建物は作中では現実より横に大きくなっているようです。
特定できなかった楽影ジムのカットを挟んで、誠二&美香が帝人を見つけるシーン。これも過去何度も登場したサンシャイン通りのト音記号オブジェの前です。
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臨也の流した噂によって「今なら静雄を殺れるんじゃ?!」とチンピラ達に狙われているシーン。ここで静雄とトムが歩いていたのはサンシャイン通りから中池袋公園西側へ抜ける通りです。この後露西亜寿司の前のカットに繋がるので、ト音記号オブジェのある角を左折したことになります。
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静雄とトムは露西亜寿司前で神近莉緒とニアミス。
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この後出てきた園原堂も特定できなかったので飛ばして、夕方、帝人が歩いていた東口駅前。
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帝人のカットの合間合間で映された正臣はハンズ裏手あたりで首都高下の道を横断していますが、今回撮影を忘れたので今後追加します。
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第13話Bパート
Bパートも臨也の病院から始まって、引きつづき断続的にいろんなところが登場します。旅行中の新羅&セルティが居た場所はさすがに分からないので、おなじみのこの景色から。60階通り入口の景色です。
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60階通り側から駅方面を見た構図
臨也の病院を特定して襲撃した、かつて自殺オフに参加した女の子(間宮愛美)と神近莉緒がすれ違ったのは池袋駅35番出口。
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門田達「ワゴン組」は首都高下の道を走行中。ハンズ前で信号待ち停車をしていました。
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そしてそのまま六ツ又交差点までやってきて、明治通り側へ右折しています。
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また場面変わって、今度は新羅の父親・森厳がエゴールの運転で「矢霧製薬」社長であり波江と誠二の叔父である矢霧清太郎を送り届けたシーン。清太郎が下車した「矢霧製薬関東研究所」は当然ながら実在しませんが、場所のモデルはサンシャイン60の裏にある「造幣局東京支局」のようでした。
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造幣局脇の道
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研究所の正門イメージで造幣局の入口。
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清太郎が車を降りたグラウンド側の歩道
清太郎を下ろしたあと、エゴールの運転する車はそのまま直進していましたが、一連のシーンの最後、森厳が「君、罪歌に斬られたのではないかね?」とエゴールに疑いを向けたところでは東池袋中央公園脇の通りが描かれていました。現実の位置関係では造幣局前からUターンしないとこの場所には出られないので、作中ではこの辺りの位置関係は実際を反映していないようです。
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東池袋中央公園の前の交差点
最後は間宮愛美に襲撃された臨也が彼女のことを思い出した回想シーン。二人が出会った「自殺オフ」の会場となったカラオケ屋は池袋駅西武口近くにありました。
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第25話「袖すりあうも多生の縁」|
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第32話「虎は死して皮を残す」|
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初回記入:2015.07.08