心が叫びたがってるんだ。 舞台探訪(聖地巡礼)
探訪日:2015/09/20, 2015/10/25
2015年9月19日に公開された映画「心が叫びたがってるんだ。」。「あの花」スタッフが再集結して作られたことが話題となりましたが、舞台もあの花と同じ秩父であることは情報が最初に解禁された段階から明らかにされていましたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
公開された映画を見たところ、「あの花」の探訪の最中に見たことある景色がそこかしこに登場していてなんか笑ってしまいましたw「『あの花』の聖地・秩父」というのは「聖地巡礼」の成功例としてよく取り上げられる通り多くの人が訪れているので、同じように感じた人も結構いるのではないでしょうかね。
しかし当然あの花では出てこなかったところもたくさん登場しています。というか違うところのほうがほとんどですね。それもそのはずで、今回「ここさけ」でメインの舞台になったのは秩父市のお隣・横瀬町。お寺や駅など何度か出てくる印象的な景色はどれも横瀬町内に位置しています。
というわけで映画公開翌日と、作中の季節に近づいた10月末の2回に渡り横瀬と秩父へ赴いてきましたので、どんな場所が登場しているのか紹介したいと思います。
(2015.12.29) 「あの花」「ここさけ」の巡礼に便利なバスや電車、お得なきっぷの情報をまとめた「あの花&ここさけ 秩父探訪お役立ち情報」という記事を作成しました。探訪計画の参考になれば幸いです。
目次
- 札所十番 万松山大慈寺(横瀬町)
- バス停とコンビニのモデル(横瀬町)
- 拓実の家周辺(横瀬町)
- その他横瀬町内
- 横瀬駅(横瀬町)
- 御花畑駅近郊(秩父市)
- 花の木小学校付近[順の家周辺](秩父市)
- 羊山公園方面(秩父市)
- 番場町(秩父市)
札所十番 万松山大慈寺(横瀬町)
まずはこの場所から。おそらく学校、「お山のお城」に次いで印象的な場所と言えるこのお寺。順が拓実に自分が喋れなくなった経緯を話したシーンや、映画冒頭でおじさんが玉子の願掛けを飾り付けていたところを通学中の拓実がたまたま通りかかったシーンなどで登場している「万松山大慈寺」です。地元では秩父札所めぐりの順序から「札所十番」の呼び名で親しまれています。「あの花」の方でも「札所十七番 定林寺」が特に印象的な舞台のひとつとして作品ファンにとっての人気スポットとなっていますが、この作品ではここがそのようなスポットになるんでしょうかね。
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大慈寺正面から
最初に登場したのはおじさんが玉子の飾り付けをしているところを通学中の拓実が通りがかったシーン。お寺の周辺の様子も忠実に再現されています。
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おじさんと玉子の飾りについて話しているシーンで挿入されるお寺の前の道の景色。
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作中に登場した玉子の飾りつけは実在しませんが、ぱっと見似たような飾りはありました。
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拓実が自転車を置いていた場所。
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階段下の坂道
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玉子の願掛けが飾られていた祠。「あの花」の十七番にもある坊主の看板はここにもありますw
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二度目の登場は順が拓実に自分が喋れなくなった経緯を打ち明けるシーン。二人は山門に通じる階段に腰かけて話しています。
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寺の名前を示す碑
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景色だけのカットでこんな感じのが一瞬出てきます。作中には左手前に柱が一本描かれてましたが、これはおそらく2014年に行われた「甲午歳総開帳」の時に設置されていたものと思われます。
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このシーンの後半は本堂向かって左手脇にあるベンチに場所を変えます。
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物語ラスト、居なくなった順を拓実が探し回るシーンでも登場します。ここで順に聞かされた話を思い出したことで順の居場所に気が付いたという、一瞬の登場ですがストーリー上は結構重要な意味のあるカットですね。
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バス停とコンビニのモデル(横瀬町)
コンビニでの買い物を終えた拓実のもとに、順からミュージカルの脚本を記した大量のメールが届きあたふたしていると、通りかかったバスから順本人が降りてきて拓実に向かって無理して叫びかけるシーン。この場所も横瀬町内に実在しています。作中ではローソンがあることになっていますが、実際にはモンマートで、しかも現在は廃業している様子でした。またバス停も作中と同じ場所にはありませんでした。
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拓実がおばあちゃんに頼まれてトイレの電球を買いに来ていたローソンのモデル
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作中の位置にバス停はありませんが、バス路線は通っており作中と同じバスが通過する光景は見ることができます。
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順が降りてきたカット
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腹痛になるのを押して拓実に叫びかける順
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「私の、気持ち…本当に、叫びたいこと!」
拓実の家でミュージカルの内容について話した後順が再びバスに乗って家に帰るシーンもこの場所。前述の通りバス停は実在しませんが、きちんと先ほど順が降りたのとは道路の反対側、順の家がある秩父市街方面へ向かう車線側にバス停があるという設定になっています。
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コンビニの反対側の歩道にバス停が設定されています。
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このバス停は拓実の家の最寄り停留所という設定。そのためこのシーンのほか、ミュージカルの打ち合わせのため順と菜月が拓実の家にやってくるシーンや、ラストの拓実が順を探し回るシーンでも登場しています。
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このカットは順を探すシーンより。
前述の通りバス停は実在しませんが、走っているバスはこの場所を通過する路線を運航している「西武観光バス」の車両がモデル。西武秩父駅や秩父市内にもよく走っているので「あの花」巡礼に行ったことある人はきっと見たことあるはずです。
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西武観光バスの車両
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バス車内の様子
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順が座っていた席。乗り口入って目の前です。
そして作中に登場する車両、よく見ると「A5-112」という車両番号が描かれているのですが、なんとこれと全く同じ番号の車両が実在していましたwしかも見かけたときはこの場所を通過する路線として運用されていましたので、運が良ければ車両番号まで一致させた再現写真が撮れるかも?w
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作中に出てきた「A5-112」の車両。
この場所を通過するのは西武秩父駅~秩父駅~定峰・皆野駅を結ぶ路線。「深沢」停留所と「語歌橋(ごかばし)」停留所の間あたりになりますが、おすすめは「語歌橋」の方。こちらのバス停に行けば、作中で描かれているのと同じ形のバス停標柱を見ることができます。なお下の四角い部分に作中ではこの路線の路線図が貼られている(No.38のキャプ画参照)のですが、語歌橋バス停ではそのようなものはありませんでした。
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作中と同じ形の標柱が使われている語歌橋バス停。
ちなみに、ここさけとは関係ありませんが、語歌橋バス停から徒歩数分のところに「札所五番 語歌堂」というお寺があります。ここでいう「歌」とは和歌のことですが、「語(ことば)」を「歌」にして伝える作品の舞台の近くにこんな名前のお寺があると、何か意味があるのではと勘繰りたくなってしまいますw(参考:秩父札所連合会公式サイト)
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札所五番 語歌堂
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語歌堂 正面から
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拓実の家周辺(横瀬町)
作中の描写からもわかるとおり、拓実の家は札所十番や先ほどのコンビニの近くに位置しているという設定になっていますが、家周辺の風景は実際に横瀬町の札所十番周辺に実在していました。拓実の家も、あの建物そのものはありませんが、「設定されている位置」はここだろうという場所がちゃんと存在しています。(個人宅なので写真は撮影していません。)
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通学路の坂道。聖地公園へと登っていく坂の上の方になります。ただし位置関係が現実と一致しないところにあります。
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こちらは学校から帰ってくるシーンで登場。パンフに場面カットが掲載されています。
以下数枚はバス停から拓実の家へ向かう道筋。順と菜月が拓実の家に打ち合わせに向かうシーンで登場しています。
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山の上を通る送電線もそのまま描かれていました。
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順からミュージカルの脚本が送られてきた夜、バス停まで順を送った帰り道にも似たような構図で登場しています。
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その他横瀬町内
その他横瀬町内の景色としては以下のような場所が登場しています。一つ目は学校帰りの生徒たちを写したこのカット。これは札所十番と横瀬中学校の間あたりにある小川沿いの道です。波打った柵が特徴的です。拓実たちが通う揚羽高校は、校舎のモデルはエンディングにも描かれているとおり栃木県足利市にある高校ですが、最寄り駅が横瀬駅であったり、拓実が家から自転車で通える距離であったりすることから、位置としては横瀬中学校の付近に存在しているという設定になっているものと推測されます。
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小川沿いの通学路
「ふれ交」前日夜の片づけ中、拓実と菜月の会話を聞いてしまった順が夜の街を走り、そして転び、再び玉子の妖精が目の前に現れたあのシーンの舞台となったのは横瀬中脇の畑沿いの道。高校の設定位置が推測通りなら、学校のすぐ近くでの出来事だったということになりますね。
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転んだ順の前に再び玉子の妖精が現れるシーン。舗装の色が道路の真ん中で切り替わっているのが特徴です。
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順が走ってきた方向。横瀬中方面。
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上とは反対側。
映画終盤で拓実が順を探して自転車を走らせていたシーンで出てきたところの一つも横瀬町内。「山の上のお城」へ向かう直前というシーンの通り、羊山公園の横瀬側ふもと、坂氷交差点付近です。
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坂氷交差点付近
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横瀬駅(横瀬町)
順たちが通う「揚羽高校」の最寄り駅として設定されている西武秩父線横瀬駅。西武秩父駅の一つとなりで特急レッドアローも停車します。普通電車は作中でも言われていた通り30分に1本ぐらいなのでご利用・撮影は計画的にw
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横瀬駅に停車する飯能ゆき普通電車。車両はあの花にも出てきた4000系。
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駅前から見えるセメント工場
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駅舎。このカットは菜月がぼーっと時間をつぶしている大樹を見つけたシーンのものですが、作中と同じ10月末の晴れの日の日没直後に撮ったところ、かなり雰囲気を再現した写真になったのではないかと思います。
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構内踏切。これも作中と同時期・同時間帯の撮影ですが、空に薄明が残っている方角が作中でも正しく描かれていることがわかるかと思います。
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菜月があわてて駆け込んできたシーンはこんな感じだったかと。
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電車が走り去るカット
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菜月の後ろの鏡に飯能行き普通電車が写っているところを再現。
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電車が出た後、ホームに取り残される大樹と菜月。これは駅外の道路から撮影します。公開直後に放送された特番「乃木坂46のここさけ聖地めぐり旅」でやっていたように、脚立に登って少し高い位置からとるともっと完璧に一致しそうですw
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ホームから見るセメント工場。
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大樹が座っていたベンチ。作中では背もたれがなく寝ころべるようなベンチとして描かれていますが実際は普通のベンチでした。
拓実の家でミュージカルの打ち合わせをした帰りのシーンでも横瀬駅は登場しています。
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御花畑駅近郊(秩父市)
ここからは秩父市内にある登場地点を紹介。あの花巡礼に来たことがある人にとっては見覚えのあるような景色もいくつかあるかと思います。
まずは御花畑駅近くから。拓実の家でミュージカルの打ち合わせをした帰り、菜月を横瀬駅で見送った後、順と大樹が二人で歩いているシーンで登場する踏切がこのあたりにあります。西武秩父駅を降りて御花畑駅および秩父市街地中心部へ歩いていく途中にあるので、多分あの花で秩父を訪れた人の大半が一度は目にしている景色だと思いますw
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公園わきの坂道からスタート。
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踏切。警報機の位置は若干変えて描かれているような印象でした。
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レストランの名前もそのままでした。
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ここで小ネタを一つ。二人が話していると踏切が閉まってしまい電車が通過していきますが、実はこのシーン、驚異的なまでに現実を忠実にトレースした設定がなされているのです。着目するのは電車。順達の後ろを通過する車両は、横瀬駅のシーンでも登場した西武4000系電車。この電車がここに掲載した向きで見て右側(御花畑駅方面)から左手(影森・西武秩父方面)へ向けて走り去っていく、というのがこのシーンで描かれている光景です。この踏切は西武秩父線ではなく秩父鉄道の踏切なので、本来ならばほかの車両が通過することの方が多いのですが、平日は1日1本、土曜休日は1日2本だけ実際にこの車両がこの向きで通過するタイミングがあります。これは西武線直通の池袋行きが通過するタイミングで、2015年9月時点の時刻表では御花畑駅を15:49と16:49に発車となっています。
さてその時刻を覚えたところで、作中に視点を戻します。順は相変わらず携帯を使って大樹と意思疎通を図っているわけですが、順の携帯が画面に映し出されるカットをよく見てみると……なんと右上の時計表示の部分がちゃんと「16:49」になっているのです!このシーンまでの流れを思い出してみると、「拓実の家に3時集合」ということはおそらく学校が休みの土曜か日曜のどちらかということになるでしょう。よってこのタイミングで秩父鉄道ではなく西武の車両がこの踏切をこの向きで通過する、というのはまさに現実の通り、と言うわけです。
さらに、「ふれ交まで1ヶ月ちょいしかない」というセリフや教室の後ろに貼られたカレンダーから察するに、この拓実の家でのミーティングは10月最終週か11月初旬あたりと思われますが、その辺りの秩父の日没時刻は丁度この16:49前後。比較画像を見て頂ければ分かるとおり画面のトーンが若干紫がかった感じに演出されていますが、日没直後の日は沈んでしまったけどまだまだ明るいという様子を表現していると考えれば、これもまた現実通りということに。さすがにここまで一致しているのは偶然ではなくきちんと調べた上で設定しているんだと思いますが、正直話の本質には全くと言って良いほど影響を及ぼさない部分にここまでこだわっているのかと思うとほんと脱帽の限りですw もしまた作品を見にいく機会がある方は是非この部分を確認してみてください。
……という風に制作サイドは相当なこだわりを持ってこのシーンを描いているようなので、舞台探訪する側も可能な限りこだわってみましたw 作中とほぼ同じ時期と思われる10月25日(日)の16:49に池袋行き西武4000系電車が踏切を通過する瞬間を撮影してきたので紹介しますw
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作中と同じく西武4000系が通る風景を再現。
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こちらは予告の段階から出ていたカット。幼いころの順が「山の上のお城」から自宅へ向かって駆けていくシーンで描かれた景色の一つです。札所十三番慈眼寺の前あたりから矢尾百貨店方面を望遠レンズで写した構図になります。
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同じく予告編にもあったカット。先ほどの道をそのまま進んだ先、矢尾のある交差点のすぐ手前あたりにある民家の蔵を写したものです。
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「お城」を街並みの中を走る幹線道路から見上げたカットが二度登場しますが、おそらくそれはこの場所がモデル。矢尾百貨店の向かいにあるガソリンスタンドと米穀店の後ろに「お城」を書き加えた感じかと思います。「お城」があるのは秩父市街地東側にある羊山公園の丘の上という設定になっているので、方角的には合っていそうです。
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幹線道路から見上げる「お城」のカット。
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同じ場所ですが、作中カットには左端に写っているENEOSの看板らしきものも描かれています。
シーン変わって、ふれあい交流会実行委員メンバー4人が集まって順の脚本でミュージカルをやることを提案し、そのあとごたごたのあったファミレスのモデルがこちら。秩父市街地の中心部、本町交差点にあるジョナサン秩父店です。秩父神社からも近いので、あの花巡礼をしたことある人は間違いなく前を通っていると思いますし、場合によってはここで食事したって人もいるんじゃないでしょうか。僕がまさにそのパターンでしたので見た瞬間噴きましたww
作中的には高校の近くにあるファミレスという設定になっていそうなので本来は横瀬のほうにないといけないのですが、横瀬町内には手ごろなファミレスが実在しなかったのでここがモデルに使われたんでしょうかね。なお店内の様子もおおむね再現されていますが、座席の配置が一部変更されているようでした、
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ジョナサン秩父店と本町交差点
ファミレスでの一件の後、激しい腹痛を起こした順が運ばれた「霜仁田病院」も秩父市内。ジョナサンの斜め向かいにあたります。現在は病院でなく駐車場になっていますが、地元の方の情報によると数年前、「あの花」が放映されていたころまでは現在は移転した「秩父病院」がこの場所にあり、作中と同じ看板が出ていたそうです。なお左右の建物は現在でも作中そのままです。
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順が運ばれた病院のモデル跡地
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花の木小学校付近[順の家周辺](秩父市)
先ほど紹介した矢尾百貨店のある交差点から南西方向にしばらく行ったところにある秩父市立花の木小学校付近も登場地点の一つ。予告編でも公開されていた武甲山を望む空き地のモデル地がここにあります。このあたりは新興住宅地となっており、順の家がこのあたりにあるという設定になっているようです。作中でも順の家は新興住宅地にあり、小学生のときと比べると高校生のときには周囲の家の数が増えているのがわかるかと思います。
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武甲山を望む空き地。実際にはそば畑として使われていました。
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順の家付近のカット
順の家も拓実の家同様、完全に一致する建物はありませんでしたが、周囲の位置から設定位置はこのそば畑の中かと思われます。順の家の後ろには二つの三角屋根が特徴的な高等技術専門学校の校舎が見えているのがわかるかと思います。
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順の家の設定位置。後ろに高専の校舎が見えています。
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順の家の前から花の木小方面を見た景色も登場します。
近所の人に町内会費を渡したあと、母親から逃げるように家を飛び出した順が走った道は花の木小前の道です。順は画面右手から来てこの場所で右折したように書かれていますが、順の家の設定位置からだと実際にそのような位置関係になります。
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花の木小前の道
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これはちょっと確証が持てませんが、揚羽高校のグラウンドから武甲山を見上げるカットはもしかすると秩父第二中学校付近からかもしれません。
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二中脇から見た武甲山。グラウンドからの景色のモデル??
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羊山公園方面(秩父市)
ここまで紹介してきたエリアは秩父鉄道線の西側、秩父市街地中心部でしたが、反対の東側にも重要な舞台があります。秩父の観光名所として非常に有名な「芝桜の丘」がある羊山公園。名前の通り小高い丘になっているのですが、ここが幼い順があこがれていた「お城」があるお山のモデルです。そして、順が「玉子の妖精」に言葉を封印されたあのシーンの舞台となったのもここ。西武秩父駅から羊山公園へ徒歩で向かうルートの途中にある「牧水の滝」近くの遊歩道がモデルとなっています。駅からそこまでの道のりも、幼いころの順が走っているシーンで描かれた場所が点在していしますので、順繰りに巡っていくとちょうどよいかと思います。
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順が走るシーンで映される「いそだ理容院」前の街灯。
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西武秩父駅から羊山公園へ向かう途中の道
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上とほぼ同じ場所
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順が言葉を奪われた現場。牧水の滝付近の遊歩道です。
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作中で描かれているほどの高さはありません
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後ろもそんなに開けていない感じ。
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番場町(秩父市)
最後は再び秩父市中心街。病院でのシーンの後、拓実と菜月が二人で歩くシーンでは、御花畑駅と秩父神社の間あたりにある番場町公会堂付近が登場していました。このあたりは古い建物が多く、特徴的な窓枠をした建物があったりするのですが、それもきちんと再現されていました。
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番場町公会堂付近の路地。本町のバス停から「知々夫ブランド館」の脇へ入っていったところです。
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菜月にやたら褒められて拓実が「ど、どうも…」と気恥ずかしげにしているカット。後ろの建物の窓が特徴的。
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二人が立ち止まって話している姿を物陰から映したようなカットはこんな感じ。作中では右手前に1階部分が駐車場になった建物が描かれていますが、現在はありません。
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番場町公会堂の看板も写っていました。
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現時点で紹介できるのはこれで以上となります。今作は映画公開前後にテレビの特番が2回放送され、その中でかなりの数の作中カットが紹介されたこともあり、出てきた地点はほぼすべて網羅できていると思います。特番や劇場パンフなどに出てこなかったカットも記憶を頼りにそれっぽいアングルで撮ったものをいくつか掲載していますが、間違った場所を掲載している可能性もありますのでご了承ください。今後も新たな登場地点に気が付いたら随時更新していきたいと思います。
「あの花」「ここさけ」秩父舞台探訪シリーズ
あの花 Part 1 (5話放送後訪問)|
あの花 Part 2 (8話放送後訪問)|
あの花 Part 3 (10話放送後訪問)|
あの花 Part 4 (最終話放送後訪問)
あの花 Part 5 (長瀞など)|
あの花 Part 6 (龍勢祭り)|
あの花 Part 7 (再放送版OP)|
あの花 Part 8 (劇場版)
心が叫びたがってるんだ。 舞台探訪(聖地巡礼)
あの花&ここさけ 秩父探訪お役立ち情報NEW!!
更新履歴
初回記入:2015.09.24
本編再確認したので一部写真の追加、差し替え、コメント改稿:2015.10.05
2回目訪問分追加、コメント改稿:2015.11.07