一週間フレンズ。 舞台探訪(聖地巡礼) Part 1 ~府中四谷橋、聖蹟桜ヶ丘
探訪日:探訪日:2014/05/10(聖蹟、南平1回目)、2014/06/01(8話江ノ島)、2014/06/22(聖蹟、南平2回目)、2014/11/08(11話分倍河原、府中四谷橋)、2014/12/29(最終話季節合わせ)
2014年4~6月クールに放送された「一週間フレンズ。」。
この作品は東京都多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅周辺エリアを中心に、隣接する日野市、府中市エリアを主な舞台としてストーリーが展開されました。放送当時は現地でちょっとしたタイアップ企画も行われ、多くの探訪者を集めることとなりました。
この作品、作中の日付を教室の黒板から読み取ることができたのですが、日付と曜日の関係から、2014年5月から2015年1月に起こったこととして描かれていることが分かります。日付に連動して、出てくる風景も初夏から梅雨時、真夏、秋、そして冬と季節ごとに違った景色が描かれていました。そこで、その雰囲気をなるべく再現できるよう、放送中の5月から、最終話の日付付近である12月末までの7ヶ月間、散発的に現地を訪問し、それぞれの季節、天候、時間帯をある程度合わせた写真を多数撮影してきました。
放送終了からも半年ほど経ってしまっていますが、作品の内容を思い出しながら改めて見ていただければ幸いです。
本項は写真の数が多いので4分割してお届けしています。各地点へのリンクは以下からどうぞ。
登場地点リスト
Part1:
府中四谷橋と多摩川河川敷|
聖蹟桜ヶ丘|
一週間フレンズ。とのコラボ企画
Part2:
南平高校|
南平駅|
通学路|
京王線|
府中駅前|
分倍河原駅前
Part3:
8話:江ノ島
Part4:
最終話:12月末の曇りの日
府中四谷橋と多摩川河川敷
まず始めに紹介したいのがこの「府中四谷橋」。「一週間フレンズ。」に登場する風景で一番印象的なのはやはりここではないでしょうか。1話で最初に登場して以降、4話で藤宮さんがなくした日記帳を長谷くんが必死で探すシーン、11話で藤宮さんとの距離感に悩む長谷くんが夜の河川敷で考え事をしていたシーン、そして最終話で藤宮さんと長谷くんが偶然出会ったシーンなどなど、物語上とても重要なシーンで何度も登場しています。二本の主塔から斜めに張られたワイヤーが伸びる姿は美しく、見る日との記憶に残りやすい景色だと思うので、作中で重要な場所として繰り返し使われるのも頷けます。藤宮さんと長谷くんの二人を繋ぐ「心の架け橋」的な意味合いも込められているかも知れませんね。
そんな重要な舞台ですので、作中で描かれた雰囲気を可能な限り再現しようと、時間、季節、天候が可能な限り一致するようなタイミングを選んで何度か写真に収めてみました。「晴れの日」「夜景」はこのページで紹介しますが、最終話の「12月末、雪が降りそうなほど寒く曇った日」の写真は別ページで紹介しています。
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府中四谷橋の主塔
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EDのワンカットもこの橋のたもと(日野市側)
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4話登場のカット。似たような木が有りますが橋との位置関係はちょっと変わっている感じ。
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上のカットの橋だけ合わせるとこんな感じ。撮影位置のすぐ後ろにさっきの木があります。
以下4話で藤宮さんがなくした日記を長谷くんが必死で探すシーンのイメージで。
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次からは11話、藤宮さんの記憶が再び消えてしまうことを恐れて、付き合い方が分からなくなってしまった長谷くんが思い悩んでいるシーンのイメージ。黒板の日付から作中では11月7日(金)であることがわかったので、それと1日違いの11月8日(土)に訪問してきました。11月の夜の河川敷でじっと座って思い悩んでいるとか、季節的にそろそろ寒いのではないかと見たときは思いましたが、実際体感してみたら意外とそうでもなかったですw
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府中四谷橋夜景。
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土手はこうして写すと真っ暗ですが、後ろには街灯があるのでそれほど暗い印象でもありません。
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ここからは他の話数に戻って、府中四谷橋周辺の河川敷の風景。橋はほぼ現実の景色に忠実に描かれていますが、河川敷の風景は結構アレンジされています。現実にも一応公園っぽく整備されてはいますが、ベンチが置かれていたり芝生が綺麗に整備されていたりと、作中の方がより”公園っぽく”描かれている印象です。
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河川敷に降りる階段も作中より狭い感じ。
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最終話の景色は別ページで紹介しています。
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聖蹟桜ヶ丘
次に紹介するのは京王線の聖蹟桜ヶ丘駅周辺。作中では学校帰りに立ち寄る駅前という設定でよく登場した場所です。藤宮さんがずっと食べたがっていたクレープやもこの近くにあるという設定です。実在はしませんが。
聖蹟桜ヶ丘と言えばスタジオジブリの映画「耳をすませば」の舞台にもなったことで有名で、駅前にはそのことを示すモニュメントもあります。それに比べるとかなりマイナーではありますが、よく見ていると他のアニメにも結構登場しているので、管理人も過去に何度か探訪目的で立ち寄っています。(たとえば「放浪息子」とか。) 立ち寄る前に調べておくと何か知ってる作品の舞台になっているかも知れませんw→舞台探訪アーカイブ:地域別リスト 東京都内
紹介は話数順に。全話全カット網羅しているわけではありませんが、雰囲気が伝われば。まずは2話から。藤宮さんと長谷くんの”初デート”の待ち合わせのシーンです。
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駅前のビル「OPA」の時計。いろんな時刻で登場していますが、2話で出てきた「12:25」に合わせてみましたw
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何度も登場する「クレープ屋」は実在しませんが、作中では駅前広場から道路を渡った先にある「OPA」のエントランス広場エスカレーター下にあるという設定のようです。
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聖蹟の駅前を離れて、これまた「耳すま」の舞台となったことで有名な「いろは坂」を登ると、多摩市桜ヶ丘の住宅街に入ります。「一週間フレンズ。」では藤宮さんの家がこの地区にあることになっており、駅前と並んで何度も登場しています。この地区は九十九折りの長い坂を登った丘の上にあるため大変見晴らしが良く、高級住宅街として知られています。作中でも藤宮さんの家はなかなか大きなお宅として描かれていましたが、建ち並ぶ家は大体あんな感じですw
そんな閑静な住宅街ですので、訪問される際は周辺住民に十分配慮して行動されますようお願いします。
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エンディングのワンカット。いろは坂の上の方にある歩行者用階段。
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こちらもエンディング。いろは坂中腹にある「いろは坂桜公園」のベンチ。
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いろは坂桜公園から駅の方を眺めて
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6話登場のカット。桜ヶ丘の住宅街の階段。
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藤宮さんの家の前にあるバス停近く。
6話で長谷くんが藤宮さんの母親から過去のことを聞いたのは、エンディング映像でも登場している「いろは坂桜公園」のベンチです。
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一週間フレンズ。とのコラボ企画
テレビアニメの放送が始まった2014年4月頃から、舞台となった聖蹟桜ヶ丘駅周辺では「一週間フレンズ。」とタイアップした企画が小規模ながら行われていました。2014年12月現在ではもう見られない物もありますが、当時の様子を紹介したいと思います。
まずは等身大パネル2枚。「たまコッペ」を食べる長谷くんと藤宮さんの二人のパネルは、聖蹟桜ヶ丘駅の改札を出た真っ正面にあるパン屋「Le repas 桜ヶ丘店」に設置されていました。
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Le repas 桜ヶ丘店のパネル
駅前の京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンター(せいせきSC)内には藤宮さんと沙希が買い物してるシーンをイメージしたパネルが設置されました。
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せいせきSCのパネル。
エンディングのテロップに京王電鉄が協力としてクレジットされたこともあって、聖蹟桜ヶ丘駅を始め京王線の主要駅には作品のポスターも掲示されました。
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聖蹟桜ヶ丘駅ホームの作品ポスター
さらに、先ほども登場したパン屋「Le repas(ルパ)桜ヶ丘店」では、長谷くんがいつも食べてる「たまコッペ」を再現したパンが実際に販売されています。4月末の販売開始直後は、ゴールデンウィーク中ということもあってか飛ぶように売れて、午前中にはその日の分が完売してしまうと言う状態でした。
等身大パネルやポスターはテレビ放送が終了した6月末以降、比較的すぐなくなってしまったようですが、この「たまコッペ」はなんと放送終了から半年以上経った2014年12月末でもまだ販売されているのを確認しました。1個185円とお手頃価格でアニメタイアップ商品とは思えない「いかにも普通」wな商品なので、一週間フレンズと関係為しに買われていっているのかも知れません。販売がいつまで継続されるかは不明ですが、なんだかすっかり定着した感じですかね。
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たまコッペ
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たまコッペ原材料表示
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更新履歴
初回記入:2014.12.31
サイドバー設置:2015.02.25