ハイキュー!! 舞台探訪(聖地巡礼)@仙台

探訪日:2015.06.14(体育館周辺と通路)、2018.04.14-15(仙台市中心部、第一競技場内部[原画展のイベントの一環で撮影])

 古舘春一先生原作のバレーボール漫画「ハイキュー!!」。宮城県にあるという設定の「烏野高校」の男子バレーボール部の様子を描いたこの作品は、2014年に最初のテレビアニメ化が行われて以降、2015年の「セカンドシーズン」、2016年の3期「烏野高校VS白鳥沢学園高校」と、2018年現在までに3回にわたりアニメ化されました。
 話の主な舞台となる烏野高校周辺の風景は、設定上は宮城県ですが、実際には原作者の出身地である岩手県軽米町の風景をモデルに描かれているようです。一方、インターハイや春高の予選のエピソードでは、おそらく現実の宮城県大会も行われているであろう、仙台市体育館がその舞台となりました。やはりライバル校との試合という特に重要なエピソードの舞台と言うことで印象にも残りやすいのか、この仙台市体育館も最近ではすっかり「聖地」として定着してきのではないでしょうか。
 テレビアニメの放送以後、昨今の「聖地巡礼」ブームも相まってか、この仙台市体育館を中心とする仙台市内各地で公式のコラボイベントも開催されるようになりました。中でも大きいのが、2018年4月に、原作漫画では初となる原画展がこの仙台市体育館を会場として開催されたこと。市営地下鉄や仙台市中心部の商店街とのコラボ企画も同時に行われるなど、かなり大々的に仙台の街をハイキュー!!に染めたイベントとなりました。

 この仙台市体育館、外観や通路部分は一般に開放されているのでいつでも訪問・写真撮影が(もちろん他の利用者への配慮をした上で)可能ですが、試合の舞台となった第一競技場内部は何か特別なことが無い限り入るのは難しそう…… そう思っていたら、前述の原画展の一環として、2018年4月14日、15日、27日の3日間、第一競技場が「フォトスポット」として、キャラの等身大パネルが設置された上で自由に撮影が可能となるイベントが開催されるとの情報をキャッチ!しかも14日は東北各県から5つのチームを集めた「高校男子バレーボール部特別試合」の開催もあるとのこと。この機を逃してなるモノかと思い、その日に合わせて現地へ行き、写真を撮りまくってきましたw

 というわけで、あの熱い戦いの舞台となった仙台市体育館の様子を詳しく紹介したいと思います。加えて、「セカンドシーズン」3話で登場した仙台市中心部各地や、原画展に合わせて街中で行われたコラボ企画の模様も合わせて紹介したいと思います。

掲載地点一覧
仙台市体育館(現・カメイアリーナ仙台)
仙台市体育館 第一競技場内部
仙台市中心街
2018年春のハイキュー!!ウィークコラボイベントの模様

仙台市体育館(現・カメイアリーナ仙台)

 というわけでアニメ「ハイキュー!!」シリーズの試合の舞台として何度も登場した仙台市体育館の紹介です。初出は1期15話。1期後半のメインエピソードとなるインターハイ予選3回戦、VS青葉城西戦の会場として登場しています。また2期「セカンドシーズン」でも後半の春高予選でここが登場しましたし、1期の2クール目はオープニング映像でも毎回見ている光景なので、作品ファンならばかなり強く印象に残っている舞台ではないでしょうか。
 作中では「仙台市体育館」の名称ですが、現在の名称は「カメイアリーナ仙台」。原作やアニメの1期~2期が作られた当時は作中と同じ名前でしたが、2016年7月より命名権譲渡(所謂ネーミングライツ)により現在の名前に変わったようです。そのため、作中に登場する「仙台市体育館」のロゴなどは残念ながら現在は見られなくなってしまいました。
 実は2018年4月の原価展よりも以前、1期の放送が終わってしばらくした2015年6月にも訪問しており、競技場内部以外はそのときに写真を撮っていました。ですのでこのパートでは、作中と全く同じ「仙台市体育館」の名前だった頃の写真を使って現地の様子を紹介していきます。

 注意:2018年4月の原画展開催時は、通路等も含めて「フォトスポット」とされるなど撮りたい放題な感じでしたが、通常時は一般の利用者がいる場合がほとんどです。原画展と無関係に行ったときは、館内の撮影は受付に確認をしてから行いましたが、競技場内は利用者がいるので撮影はご遠慮下さいとの指示を受けています。もしこの記事をご覧になって実際に行こうと思われた方は、体育館を利用する方へ十分配慮して行動されるようお願いします。

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仙台市体育館の入口(2015年当時)

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2018年4月現在の様子。「カメイアリーナ仙台」に名称が変わっています。

 以後基本的に「仙台市体育館」の名前だった2015年6月撮影の写真で紹介していきます。

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OPで毎回出てきた正門前の道路。標識までそのままですね。

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同じく1期後半OP映像のカット。

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ここから15話で登場した通路などの様子。先述の通り受付の方に確認を取った上で撮影しました。

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行事予定の看板。作中では壁との位置関係が少し違うようですかね。訪問した日には実際にバレーボールの大会が行われていたようですw

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いよいよ館内へ。

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受付周辺

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インフォメーションボードや机の配置などまでほぼ一緒でした。

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2階から入口を見下ろした構図。

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入口脇でナンパする及川さんw

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試合会場となる第一競技場の入口もそのまんま!

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こちらは2期22話で出てきたカット。第一競技場の客席や研修室のある2階への階段踊り場です。

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シリーズ中何度も出てくるなんとも言えない表情の顔ww正式名は「燦 Sun」というらしいです。直径5mもあるらしい。

 体育館の外は公園になっており、1期16話で日向と影山がアップをしていたところもちゃんと実在します。位置的には正面入口前のスペースと、体育館向かって右側にある公園との間にある通路部分です。

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木の後ろにある時計もそのまま。

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 ほぼ同じ場所は1期24話でも登場。烏野が青葉城西に惜しくも敗北して終わった3回戦のあと、負けた悔しさから日向と影山が地にまみれたあのシーンも、この場所が舞台です。

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影山が頭を洗っていた蛇口もちゃんと実在。

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 青城に負けた後、日向と影山が取っ組み合いになり、地にまみれるこのシーン。とても重要で、そして印象的なシーンでしたが、それを無理なく、より効果的に演出するために、モノの配置は現実とは少し違ったように描かれています。水道の蛇口やグラウンドのフェンスなど、パーツは完全に一致するのですが、位置関係は全体的に実際よりもそれぞれかなり離れた位置にあるように描かれているようです。

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水道とフェンスの間も実際はこの通り狭かったです。

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たけちゃん先生とのこの距離感は実際の景色ではなかなか再現しづらく…そこを自由にいじれるのがアニメの強さですね。

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そして敗北から再び立ち上がる二人…

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仙台市体育館 第一競技場内部

 ここからはいよいよ第一競技場内部の様子を紹介します。利用者がいる場合通常は入れませんが、2018年4月14・15日に、原作漫画の原画展の一環で「フォトスポット」として開放された機会を利用して撮影してきました。作中に何度も登場し、数々熱戦の舞台となった場所なので記憶にとても残っている景色でしたが、実際の景色もほんとアニメで見た景色そのまますぎて、ものすごくテンション上がりましたw さらに14日には、これも原画展のイベントの一部として、東北各県の高校男子バレー部を招待した特別試合も行われていました。仙台市体育館の第一競技場で高校バレー部の試合が行われるその光景は、もう完全に「ハイキュー!!」の作中世界そのもの。今回の原画展は「ゲンガ×タイカン」という副題がついていましたが、作中の空気をまさしく「体感」できた、本当に素晴らしいイベントでした。

 この第一競技場はテレビシリーズ1期にも2期にも登場しており、ここを舞台に試合している話数は合計2クール分ぐらいある勢いです。いつものように出てきたアングルを全部合わせるなんて事は全く以て不可能なのでw、この項目では1期15話から23話、インハイ予選3回戦・青城戦のエピソードを思い出しつつ、なんとなく試合の流れが見えるような順番で写真を並べてみたいと思います。イベントで設置された実際のバレーコートやキャラの等身大パネル、さらにはリアルバレー部の試合の様子なんかも上手く使って、作中の雰囲気を再現してみました。

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天井を映したカット。CM明けとか場面が転換するときによく出てきたカットです。

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入口の扉から見える競技場

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原画展イベント記念撮影コーナーの横断幕。わざわざこのためだけに作って、しかも作中に描かれた各校の横断幕と同じ場所に掲げてくれるとか本当にサービス精神旺盛な企画でした…w

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2階客席から眺める第一競技場全景。4月14日に行われた高校バレー部特別試合の企画開催中に撮影したのでもう完全に一致、って感じですw コートの配置も作中通りですね。ちなみに右端はキャラの等身大パネルが置かれた撮影スポットです。

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自分たちの出番の前、他校の試合を観戦中の面々。

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潔子さんや武田先生とはちょっと違った意味ですが、この景色を見られたのは本当に感慨深かったです。

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いよいよ試合開始!

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バレー部の試合がなかった15日はコートの配置が作中と違ってしまいましたが、コート内からの景色、って感じで。

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場内四隅にある「SENDAI CITY GYMNASIUM」のロゴ。カメイアリーナ仙台に名前が変わってもこれはそのままでした。

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サーブのシーン。コートのラインは体育館常設ではなく、テープで描かれるようです。3つ前の試合中の写真にはちゃんと白いラインが描かれているのが分かると思います。

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実際に設置されたネットと絡めつつ…

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解説担当のOBのお二人w 客席最前列の手すりの様子は作中とちょっと違うようです。

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OP映像にも使われている日向と影山の”変人速攻”のシーン。キャラパネルとネットの配置が絶妙でなかなか雰囲気ある写真になったんじゃないかと思いますw

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14日の配置は本当に作中と全く同じなので、ネット越しに見える観客席の配置もこの通りほぼ完全に再現できました。

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真上から見下ろしたような構図は流石に再現できないので観客席からで。写真は試合中ではなくアップ中の光景です。

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控えの選手が待機してるのはこの辺。実際に行われていた試合でも同じ位置で待機していました。

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キャラパネルを使って試合中の雰囲気を再現してみたりw

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バレー部試合イベント開催中に隣のキャラパネルのコートで撮っていたらちょうど審判が同じ合図を出しているカットがあったので…ww

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青城に惜しくも負けてしまった烏野…

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負けた悔しさをかみしめる暇もなく、終了後すぐに次の試合が始まるため慌ただしく撤収しなくてはなりません。

 ストーリーを追いつつの紹介はこのぐらいにするといたしましょう。
 今回の高校バレー部特別試合をこの仙台市体育館第一競技場で見られたのは本当に感慨深く、自分が”村人B”ならぬ、作中の”観客B”にでもなったような気分になれましたw 試合の様子はそれほど写真に撮っていないのでここには掲載しませんが、試合中の様々な局面、たとえば接戦の末デュースに持ち込まれるとか、レシーブで勢い余ってベンチに突っ込んでしまうとか、ハイキュー!!の作中でも見た光景が実際に目の前で繰り広げられていて実に感動的な体験でした。この日は原画展本体は招待者のみのプレオープン日でしたし、グッズ販売に並ぶと長時間抜けられない仕様だったためか、このせっかくの機会にも関わらず観客がほとんどいなかったのはちょっともったいなかったですかね。このような機会はもうそうそう無いんじゃないかと思いますが、万が一また同じようなイベントが行われたら是非観戦しに行くのをオススメします。ハイキュー!!の世界をより一層リアルに感じられるようになること間違いなし、です。

 さてここからは、原画展で展示されたキャラクターの等身大パネル撮影スポットの様子を紹介します。ホンモノのネットとコートを使い、各キャラクターのパネルが前後に奥行きをもって配置されていて、なかなか見ごたえのある展示でした。そして場所が作中で試合をしていたその場所なので、背景まで一致するという…w うまく撮ると原作ないしはアニメのワンシーンのような、実に臨場感あふれる写真になってとても楽しかったので、いろいろ頑張ってみましたww

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撮影スポット全景。

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日向のスパイク!このパネルはネットの後ろに置いてくれていたらもっとそれっぽかったかも。

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トスを上げた後の影山。後ろでブロック跳ぼうとしているのと相まってこの写真はものすごくそれっぽく撮れたと我ながら思いますww

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”変人速攻”打つべく飛んでる日向のパネルとボールがあったら完璧本編のワンシーンになりそうな構図w

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及川さんのブロック、日向目線だとこんな感じなのかな?とか。

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狙いを定める音駒の”脳”――

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仙台市中心街

 仙台市内には仙台市体育館以外にも作中に登場した場所があります。登場はアニメ第2期「セカンドシーズン」の3話、やっちゃんこと谷地さんがバレー部のマネージャーになることを決意した回。谷地さんの家周辺の景色として、仙台市中心部の仙台中央郵便局周辺と、地下鉄南北線勾当台公園駅が登場しました。

 まずは郵便局周辺から。市内の大通りの一つ「東二番丁通り」と「北目町通り」の交差点周辺が何カットか登場します。このあたりは基本的にはオフィス街ですが、作中で描かれた谷地さんの家とは形が違うものの、郵便局の向かいに実際にタワーマンションがあるので、位置的にはそこがモデルなのかもしれません。

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谷地さんちの向かいにあるという設定なのであろう仙台中央郵便局

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東二番丁通りのタワーマンション側から見た住友生命のビルと仙台国際ホテル。

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日向に手を引かれ、母親を追いかけて走る谷地さん。細部はあまり一致しませんがこれも東二番丁通りの上の写真とほぼ同じ場所。

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一旦立ち止まったのはウェスティンホテルの前あたり。

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「谷地さん、今のままじゃ進めないよ?やりたいなら言わなきゃ!」

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日向の一言で決意を固めた谷地さん。

 意志を固めた谷地さんは、地下鉄の駅で仕事に向かう母親になんとか追いついて、大声でバレー部のマネージャーをやることを伝えます。この駅のモデルはおそらく勾当台公園駅。細部は結構変えて描かれていますが、一番似ているのはここだと思います。ただ、仙台中央郵便局付近からだと同じ東二番丁通り沿いではあるものの1.2km近くも距離がありますw さらに言うと広瀬通駅の方が最寄りなので、作中での位置関係は現実を反映していないってことでしょうね。

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地下鉄乗り場の案内。フォントは一緒ですが全体のデザインは違いますね。

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改札のモデルはおそらく南改札ですが、券売機と階段の位置は全然違いますね。

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改札入ってすぐのところ。壁の模様は一致しますが広告も左奥に書かれている乗り場への案内もありません。

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左端に見切れている乗り場の案内は、各駅に同じようなのがあります。一番似てたのは隣の広瀬通駅ですかね。

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改札と階段の位置関係は微妙に違うですが…

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一応すぐ近くに同じような雰囲気の階段は実在しています。上の写真で言う右手側にある南2番出口へ通じる階段がそれ。

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「お母さぁぁぁぁん!!!!わたし、バレー部のマネージャーやるからぁぁぁぁぁ!!!!!」

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言い切った谷地さんに圧されるお母さんw このカットは右端に南2番出口の案内が見切れているので、やはり作中のこの駅の風景は、勾当台公園駅南改札周辺をベースに、パーツを切り貼りして作られているようです。

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配置は違うけど券売機の様子は全く同じです。運賃表の路線図も、2015年12月に東西線が新たに開通したため現在ではデザインが変わっていますが、放送当時(2015年10月)はこれと同じデザインでした。

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2018年春のハイキュー!!ウィークコラボイベントの模様

 最後に、2018年4月の原画展開催に合わせ、仙台市中心街で行われたもろもろのコラボイベントの様子についても紹介します。中心繁華街にある「仙台フォーラス」と、そこから続くアーケード「ぶらんど~む一番町」が「春のハイキュー!!ウィーク」として原画展に合わせてコラボ企画を実施。一番町のアーケードが「烏野商店街」に変身、というコンセプトのイベントで、「祝・全国大会出場!」という実にホンモノっぽい横断幕が掲げられたり、地元仙台の有力紙・河北新報社による「烏野高校全国大会出場の号外」の配布などが行われたりと、まるで烏野高校が実在しているかのような雰囲気を演出していました。さらに仙台市地下鉄も各駅に原画展の広告が掲示されたり、東西線の一編成がハイキュー!!トレインになったりするなど、市内のあちこちがハイキュー!!に染まる、なかなか大がかりなイベントでした。

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フォーラス前の巨大日向w

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烏野高校の全国大会出場を祝う横断幕。まるで実在の高校かのような光景でした。

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「ハイキュー!!ウィーク」のフラッグも一緒に。アーケード内にはキャラのパネルも置かれていました。

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フォーラス8階の展示コーナー。撮影も自由でした。

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フォーラスのビジョンにも時折ハイキュー関連のCMが。

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こちらは仙台市地下鉄各駅に掲示された原画展のポスター。重複はありますが駅ごとに違うキャラのポスターが掲示されているので、フルコンプするには結構な労力がかかったようですw

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更新履歴
初回記入:2018.04.13
第一競技場内部の項目を追加:2018.04.15
写真全面差し替え、大幅追記:2018.05.24