未来のミライ 舞台探訪

探訪日:2018.03.18(予告編・富山)

 2018年は、2006年の「時をかける少女」以来3年おきにやってくる細田守監督の新作が公開される年です!今年の作品は「未来のミライ」。3月の時点では「4歳の男の子『くんちゃん』と、未来からやってきた妹『ミライちゃん』のきょうだいが織りなす物語」という簡単なあらすじと、短い予告編が公開されているだけなので話の全貌はまだまだ謎に包まれていますが、細田監督のことですからまた素晴らしい作品を見せてくれることでしょう、と今から期待が膨らんで止みません。
 細田作品は毎回現実に存在する場所を物語の舞台として用いるのも特徴のひとつですので、聖地巡礼界隈としては今度はどこだ、という点も大きな注目ポイント。2017年12月の製作発表の時点で、「今回の舞台は横浜市の磯子区・金沢区周辺」と明言されています(情報元)が、3月までに公開された予告編2編で明らかにその周辺と分かる風景は磯子付近を鳥瞰したような1カットが公開されているのみで、街並みが描かれたシーンはまだ出てきていません。
 しかし予告編曰く、本作ではくんちゃんとミライちゃんが「見たこともない世界」を「時間も空間も超えて」冒険する物語とのこと。となると、登場するのは横浜だけに限らないのでは…… そう漠然と思っていたら、案の定全然違う場所で1カ所モデル地とおぼしき場所を発見できたので、早速紹介したいと思います。

越中中村駅

 2018年3月2日に公開された予告編第2弾の0分37秒付近に一瞬だけ、田舎の小さな駅に「くんちゃん」が佇むカットが登場しますが、ここのモデルはおそらく富山県滑川市にある、富山地方鉄道本線の「越中中村駅」だと思います。見ての通り小さな待合所があるのみの簡素なホームで、何本かの架線柱が立っているという光景が完全に一致します。現実には左側を併走するあいの風とやま鉄道(旧JR北陸本線)の線路が描かれていませんが、その他の部分はとてもよく似ています。

01


予告編第2弾37秒付近に出てきた駅のモデル・越中中村駅。いかにもローカル線という感じの駅です。

 2012年公開の「おおかみこどもの雨と雪」でも富山を舞台とした細田監督は上新川郡上市町の出身。この越中中村駅がある滑川市のお隣の町です。この駅も上市駅からわずか20分程度で着く場所ですし、監督が昔からご存じだったとか、そういう何らかの縁があって今回登場することになったのかなと思います。

 予告編にはこの1カットしか出てきていないのでストーリー上どういうシーンで登場するのかは分かりません。まあでもせっかく行ったので、適当に撮った他のアングルも何枚か紹介しておきます。

02


同じアングルで電車を入れて

03


ホーム反対側から

04


駅の外から。本当に簡素な駅です。

05


駅前の道からは立山連峰・剱岳がよく見えます。「おおかみこども」で花さんが持ってた写真はこれに似た景色ですね。

06


反対の海側には、お隣魚津市にある遊園地「ミラージュランド」の観覧車も見えます。こう言うランドマークはアニメによく出てきますが、本作では果たしてどうでしょうかね。

ページ上部へ戻る

更新履歴
初回記入:2018.03.22