さらざんまい 舞台探訪

探訪日:2019.04.13、2019.04.14、2019.04.28、2019.05.03、2019.05.05、2019.05.11、2019.05.12

 2019年4月クールのノイタミナ作品として放送が始まった、幾原邦彦監督のオリジナルアニメ「さらざんまい」。毎回独特すぎるセンスが話題の幾原作品ですが、今回もその強烈な雰囲気は健在。開幕からぶっ飛んだテンションの1話を見せつけてくれましたw
 そんな本作の舞台は東京・浅草。雷門にスカイツリーなど、東京を象徴する景色の一つとして外国人観光客にも大人気なエリアの他、作品のメイン要素になっている「かっぱ」の名を冠した「かっぱ橋道具街」も重要な舞台になっています。幾原作品だけあってなかなか不思議な世界観でしたが、実際行ってみると街中のあちこちにかっぱオブジェが実在してたりして、元々幾原ワールドに親和性が高そうなエリアでしたw

 本記事では、現在1~5話に登場した地点を、場所ごとに分けて紹介しています。

掲載地点一覧
吾妻橋吾妻橋周辺 台東区側吾妻橋下の通路吾妻橋周辺 墨田区側かっぱ橋道具街~「かっぱ河太郎像」周辺かっぱ橋道具街各地「蕎麦久」のモデルスカイツリー付近浅草駅周辺浅草寺(雷門、仲見世)隅田公園花やしき周辺雷5656会館浅草観音温泉(解体済み)浅草六区通りエンディング実写カット

吾妻橋

 まずは一つ目のメイン部隊・吾妻橋(あづまばし)から紹介。1話アバンの一番初めに出てきたのはこの場所でしたし、その後も毎話「カパゾンビ」と戦う「欲望フィールド」がこの橋の上に展開されています。
 実際の吾妻橋は、浅草の繁華街中心部と対岸の墨田区を結んで隅田川に架かる橋です。作中の通り真っ赤な塗装がシンボルですが、2019年4月現在工事中のためその姿を見ることができません。工事終了予定は8月末とのことで、放送が終わるまで待たなければならないのが残念です…

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吾妻橋の歩道。墨田区側から浅草方面を見た構図

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歩道のようす

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昼の様子。OPや1話本編で一稀が歩いていました。

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奥に見えてるアーチ型の橋は駒形橋ですが、こちらも工事中です。

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吾妻橋の歩道と車道を区切るガードレールは、1話ラストの警官たちのシーンで使われてたコレのモデルにもなっています。三つ巴の紋様もそのまま。

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街灯をアップで。3話のカットです。

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こちらも3話。

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吾妻橋周辺 台東区側

 橋のたもとも毎話どこかしら登場しています。かなり数が多いので、浅草側(西詰)と墨田区側(東詰)に分けて紹介していきます。
 最初に登場したのは1話アバンで一稀(かずき)がジョギングしていたシーン。橋の下の隅田川沿いに続くテラスの浅草側、吾妻橋と東武線の鉄橋の間あたりです。

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一稀が走っていた隅田川テラス

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金色のオブジェが有名なアサヒビールのビルなどお馴染みの景色ですね。

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反対側の吾妻橋方向を見た構図。作中だと川沿いに何もありませんが、実際には水上バスのりばがあります。

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㋐の看板が落ちてきたのはこの辺。

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一稀が走ってた辺りから撮ったスカイツリーの夜景。作中のカットだともっと近づいた所から見上げた感じの仰角ですかね?

 毎回明記されていますが、カパゾンビと戦う「欲望フィールド」も吾妻橋です。

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尻子玉を奪われてカパゾンビが「死にゾンだ~」と成仏(?)していくカット。浅草側の南側から見た構図ですが、スカイツリーを上手く重ねることができず。作画の際に敢えてずらしてるのかもしれません。

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OPラストで夜空に虹が架かるカットは駒形橋の真下まで行くと撮影できます。

 1話アバンで一稀がジョギングしていたテラスの脇には隅田川を航行する水上バスののりばがありますが、そこでは2話で悠(とおい)とその兄・誓(ちかい)が話していました。

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水上バスの桟橋から、誓が乗った船を見送る悠。

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対岸からみた水上バスのりば。ちょうど同じ形の船が停まっていました。

 3話で燕太(えんた)が、一稀がもう一度サッカーをやるからミサンガをつけて欲しいと言ってきた……という妄想をしていたのも吾妻橋の西詰です。水上バスのりばの前、エンディングでも写るオブジェのある辺りです。対岸にスカイツリーや金のオブジェが特徴的なアサヒビールのビルが見える景色は観光スポットとして大人気で、休日の昼間はいつも人が多いです。ここに掲載した写真は朝9時前後に撮影しました。

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墨田区側から走ってくる一稀(妄想)

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もう一度ミサンガを付けて欲しいと頼む一稀(妄想)

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歓喜して一稀(妄想)にミサンガを付けに行く燕太

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そして一稀(妄想)にミサンガを付けてあげます。

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一稀(妄想)とのゴールデンコンビでさらっとポーズ。

 同じく3話で燕太の姉が、その時付き合っていたキースと待ち合わせをしていたのも吾妻橋南側です。

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吾妻橋南側の階段。作中カットを再現するには広角レンズが必要でした。(35mm換算15mm)

 4話で悠が一人考え事をしていたのは1話アバンで一稀が走ってたのとほぼ同じ場所。隅田川テラスから一段上がったところだと思われます。

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4話で悠が考え事をしていたカット

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実際には街灯がありますが作中では省略されているようです。

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サラの恰好をした一稀がやってきたカット。夕暮れ時に行くと作中で描かれた色味とも似た風景になります。

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吾妻橋下の通路

 吾妻橋西側で特に重要なのは、4話で明らかになった悠の過去のシーンでしょうか。「漏洩」した記憶の中で見た、手にした銃の引き金を引いてしまう事件は吾妻橋下の通路で起こりました。

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4話で明かされた悠の過去のシーン。

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「この世界は悪い奴が生き残るんだ」

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悠が身を隠していたのは通路の南側。

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悠を探すヤクザたち

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上から見下ろした構図。これも南側です。

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ヤクザのボスがやってきたのは北側から。

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最後のこのカットは通路の北側入口から見上げたもの。

 なおこの通路を通行できるのは夜21時までなので、訪問の際は注意して下さい。

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吾妻橋周辺 墨田区側

 浅草駅界隈から吾妻橋を渡った反対側、墨田区側(東詰)も重要な舞台です。3話で描かれた燕太と一稀が一緒にサッカーの練習をした大切な場所は、墨田区側の北側です。この場所は1話アバンやOPでも登場していましたね。

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墨田区側のテラス。影の形まできっちり再現されてます。

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2話ラストの衝撃のシーンもここ。対岸の水上バスのりば方面を望んだ構図。

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疲れて寝てしまった一稀(女装中)

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――その唇にキスをする燕太…

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そんな二人の様子を遠くから見たような構図。案内地図に反射する街灯の形まで見事に再現して描かれていますね…

 以下3話で描かれたカットを適宜抜粋して紹介します。

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カパゾンビと戦った後に出てくるこの構図もこの場所から見たモノです。

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対岸の浅草側からこの場所を写した構図。

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 5話で明かされた一稀の「本当の母親」とのシーンも吾妻橋東詰が舞台でした。二人が会って話をしていたのは金色のオブジェが乗っていることで有名な黒いビル「スーパードライホール」前の階段周辺と、その奥にある「墨田区役所ふれあい広場」でした。

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一稀が本当の母親と初めて出会った場所。スーパードライホール前の階段です。

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浅草側から吾妻橋を渡りきったすぐ先のあたりです。

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二人が座って話していたのは、スーパードライホールの階段を上ってさらに少し奥まで入っていった所にある「墨田区役所ふれあい広場」のベンチです。

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左に見切れているのは「スカルプチャーツリー」というオブジェです。

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再び階段前に戻って、母親と別れたシーン。バス停の様子もそのままです。

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 そして同じ5話で明かされたもう一つの重要な秘密、春河が二度と歩けなくなってしまった原因となった事故の現場もこの吾妻橋東詰の交差点でした。

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母親を見送るため駅へ急ぐ一稀。北側の歩道を墨田区側へ向かって走っています。

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吾妻橋東詰交差点南側から

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一稀を追う春河。

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春河を振り切って行ってしまう一稀。

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作中の信号機は提灯型のデザインになっていますが実際は普通の信号機です。ただ周りの柱とかの位置関係は現実そのまま。

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そして赤信号なのに一稀を追って走り出してしまう春河…

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その結果、事故に遭ってしまうことに…

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かっぱ橋道具街~「かっぱ河太郎像」周辺

 「さらざんまい」の「さら」は河童の「皿」、ということで「カッパ」がテーマの本作ですが、浅草の近くには「かっぱ橋」という場所が実在するなあ、と思っていたら、やっぱりここがメインの舞台となっていました。浅草寺から西に10分ほど歩いた所に「合羽橋(かっぱばし)」という交差点があり、そこを中心に南北およそ1kmに渡って続く商店街が「かっぱ橋道具街」。その名の通り、台所道具や食器、業務用の厨房用品、その他雑貨類など、様々な「道具」を専門に取り扱う商店ばかりが軒を連ねていることで知られる商店街です。ちょっと不思議なこの地名は、「雨合羽」に由来するとも、「河童」に由来するとも言われていますが、商店街では「河童」推しを永らく実施中w 商店街のあらゆる所に河童、カッパ、かっぱ……とにかくカッパモチーフのモノに溢れかえっている商店街です。「さらざんまい」作中でも、何やらカッパっぽいオブジェが画面の隅にチラチラ描かれていることが何度もあり、最初見たときは幾原監督らしい創作なのかな、と思ったりもしたのですが、実際にかっぱ橋に行ってみるとたいてい実在しているからびっくり。「放っておいても幾原ワールド」といった風情の景色がそこにありましたw

 特に重要な場所は、作中で「かっぱ広場」として描かれている、ケッピが封印された金色のかっぱ像のある広場。主人公たちがケッピに「尻子玉搾取」されてかっぱにされてしまう、というわけのわからん事態に巻き込まれた、物語の始まりとなる場所です。こういう独特すぎる物件は創作で、他のスポットがいくら実在しててもそこだけはさすがに実在しない、なんてことが他の作品の舞台では普通なんですが、今回に関してはなんとこれもモデルが実在していますw さすがに像の形こそ違いますが、「かっぱ河太郎像」という金色のかっぱ像が設置された広場がモデル。商店街中央の「合羽橋交差点」からすぐの場所です。この交差点周りも含めて、毎回多数のアングルが登場していますので、1話のカットを中心に周辺の景色を紹介していきたいと思います。

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合羽橋交差点から西を見た景色。ちょうど道の向こうにスカイツリーが見える位置です。OPやEDにも登場する景色ですね。

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そしてこれが問題のかっぱ広場のモデル。

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金色のかっぱ像(かっぱ河太郎像)もまさかの実在。

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地面のタイル絵も作中そのまんまです。

 町の風景としても描かれただけでなく、吾妻サラの「ラッキー自撮り占い」のルーレットとしても使われている、かっぱの女性?が四方八方に向かって飛んでいるようなあまりにも独特すぎるデザインの物体。こんなものもちゃんと実在しています。

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あまりに不思議すぎる街灯もちゃんと実在。作中によく出てくる「モブピクト」(ピクトグラム風のモブキャラ)の派生なのかと思っていたんですが、これもあるとは、かっぱ橋商店街、幾原ワールドすぎる…w

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街灯の全景は1話で悠が女装一稀を追いかけている途中のカットで描かれています。

 以下1話のカットを使って広場をいろいろなアングルから紹介。

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「ブスッといくぞー」

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広場から見上げるビルの隙間の空もそのまんま

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夜の様子。どうも土日祝日は夜でも開いたままのようですが、平日だと閉まることもあるようです。

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一稀と悠がかっぱにされたシーン。ちゃんとかっぱ目線で撮影してみましたw

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さっきの街灯と同じモブピクトっぽいオブジェはアーケード内にもあります。浅草寺の仲見世は店舗名が微妙に変えられていましたが、こちらは「山下食器」「レマコム」など、実在の店舗名がそのまま描かれています。

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燕太が合流したシーン。右端にはバス停が描かれていますが、放送開始直前の2019年3月末にルート変更が行われたため、現在休止中です。

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カパゾンビが飛ぶシーンを、かっぱ目線で。

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合羽橋交差点夜の景色。

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道の反対側から見た河太郎像の広場。

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人間の姿に戻れたモノの秘密が「漏洩」してしまって落ち込む一稀…

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 このほか4話で悠と燕太が話していた工事現場もガードレールの形状からかっぱ橋メインストリートのどこかという設定だと思いますが、まだ見つけられていません。工事現場なのでロケハン時に本当に工事していたとしても現在は建物が建ってしまっている可能性が高いですが… 周りの建物が結構特徴的だったのでありそうな気がしています。

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かっぱ橋道具街各地

 広場以外も商店街のあちこちが登場しています。店先にいろんなかっぱのオブジェが置かれてたり、ビルの上に巨大な像が鎮座してたり、作中ではヘンな景色がいっぱい出てきましたが、これらもやっぱり実際にあるものでした…w

 本編中で最初に出てきたのは、かっぱ橋の少し外れに位置するこの場所。一稀が「あの子」に自撮り写真を送信していた地点です。合羽橋交差点から西へ行った所にある薬局前で、GoogleMapで「逆立ちかっぱ」と検索すると出てくるとおり、作中にも描かれている「逆立ちしたかっぱの像」があったようですが、実際行ってみたら無くなっていました。

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一稀が自撮りを送信していたシーンの冒頭、尻がクローズアップされたカット(何

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一稀は自撮り送信中。作中にも姿が見える「逆立ちかっぱ」は実在したのですが、2019年4月13日に行ってみたら居なくなっていました…

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 序盤ではまだ謎が多くてよくわかりませんが、「カワウソ」なる組織の本拠地?ビル。ビルの上に謎の像が鎮座しているとかいかにも幾原ワールドっぽい、インパクトのでかすぎる建物ですが、なんとほぼそのまま実在しますw かっぱ橋の商店街南端、菊屋橋交差点に店を構えるニイミ洋食器店がモデル。作中ではビルの1階に玲央と真武が勤務する交番があることになっていますが、実際にはありません。(その交番の外観は雷門の前にある雷門交番がモデルです)

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屋上に鎮座するコックの像があまりにも特徴的なニイミ洋食器店のビル。

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交番は実際にはありません。交番のモデルは雷門交番。

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夜の様子。コック像が若干の不気味さを醸し出します(何

 以下街角のかっぱオブジェシリーズ。吾妻サラのニュース映像のワンシーンは大体変なオブジェがある景色が使われていますw

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「まんとう」前のかっぱ。撮影日(2019.04.28)はビニールで覆われてましたが普段はちゃんと出ています。

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「山田家具店」屋上にある像。「福河童」という名前だそうです。

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商店街中心部からは少し距離がありますが「台東区のへそ」という場所も出てきました。この像もかっぱ。掲げてるのは尻子玉なんでしょうかw

 4話で「古いモノが新しいモノで上書きされていく」ことの象徴として描かれた工事現場もかっぱ橋です。2017年9月のストリートビューでは本当に工事中なので、ロケハンはその頃だったのかもしれません。

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 こちらも4話の悠の語りの中で描かれた路地裏。この風景は、この作品にしては珍しく、実在する複数の風景を混ぜ合わせたモノでした。路地そのものは、「公園六区入口」交差点からかっぱ橋本通りへ入ってすぐ右手を見たもの。左に写っている店の看板が、若干変えられてはいますがかなりそれっぽい名前で作中にも描き込まれています。

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4話路地裏カットの路地そのもの

 そして奥に見えてるタワーマンションは、かっぱ橋本通りをもう少し西へ行くと右手に見える、「浅草タワー」ではないかと思います。

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同じく4話路地裏カットで奥に見えてるタワーマンションのモデル?

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路地カットをもう少し上向きに。街灯や電線もそっくりそのまま描かれています。

 更に続く4話町並みカット。ビルの上から見下ろしたようなこの構図は「国際通り浅草一丁目」の交差点を南西側から見下ろしたものです。そこそこ高さのあるマンションが近くにあるので、その階段から撮ると作中の構図になりそうな気がしていますが、部外者が入れるわけもないので道路からの写真で。かなり細かく描き込まれているモノの、Googleマップの航空写真では再現できなそうな構図なので、わざわざロケハンしたんでしょうかね…?

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浅草一丁目交差点を写したカット。

 同じく4話で、「ソバが飛んでいく」というニュース映像のワンカット。本編初登場のこのかっぱは、EDで顔のドアップが写されている「極楽かっぱ」です。

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4話放送前に適当に撮った写真なのでアングルは会いませんが、夜の極楽かっぱ。

 5話のニュース映像では仏像みたいな表情のかっぱ像が登場。ウェブで検索かけると、かっぱ橋の案内図が掲げられている「萬藤」という店の前にあるとのことでしたが、残念ながらいなくなっていました。

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5話で出てきたかっぱ像は居なくなってしまった模様。

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「蕎麦久」のモデル

 4話で悠の両親は「蕎麦久」という蕎麦屋を営んでいたことが明らかになりましたが、その建物のモデルは「浅草たぬき通り」にある「常寿司」という寿司屋でした。かっぱだけでなく寿司にもかなり縁が深いこの作品なので、モデルが寿司屋と言われると何か意味があるのではと勘ぐってしまいまたくなりますが…w

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「蕎麦久」のモデルとなったお店。この写真は広角レンズで撮りましたが、iPhoneとかに付いてるパノラマ機能を使った方が一致するかもしれません。

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回想シーンでの、夜の様子。

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兄の誓が拳銃を渡された路地も同じ場所に実在します。

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カパゾンビのせいで蕎麦が飛んでいったカットも、実際にこの店がある「たぬき通り」が描かれました。

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スカイツリー付近

 さて場所とシーンが大きく変わりまして、1話で悠が車上荒らしを試みていた高架下の駐車場。これは完全に一致するモデルがあるわけではなさそうですが、浅草から東武線で隅田川を渡って一駅先、「とうきょうスカイツリー駅」(旧・業平橋駅)近くの高架下がそれっぽいかなと思いました。

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とうきょうスカイツリー駅近くの高架下。雰囲気にてる?

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上とは反対側から。

 尻子玉を抜いて欲望が「漏洩」したことで明らかになった一稀の「秘密」。彼がアイドルの女装姿に着替えていたトイレのモデルも実在しました。場所はとうきょうスカイツリー駅近くにある小梅児童遊園。小さいですが白いポールが立ち並ぶオブジェが特徴的な公園です。着替えの場所がここならば、その後自撮りした場所=悠が車上荒らししていた場所もこの近くでは、と考えたので、先ほどの高架下がモデルではないかと考えた次第です。

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一稀がアイドル・吾妻サラの恰好に着替えていたトイレがある小梅児童遊園。

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多機能トイレもちゃんとあり、内部の様子までそのままっぽいです。

 4話の漏洩シーンの途中、幼い悠が拳銃を持って逃げ回っていたシーンの中でもワンカットだけスカイツリー周辺が登場していました。夜の人気の無い階段のシーンは、スカイツリータウンの押上駅側にある「ソラミ坂」の一番上の部分でした。

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ソラミ坂最上部。作中カットの色合いがかなり濃い青だったので、それに寄せて現像した写真を掲載しています。実際に目で見るとこんな色じゃありませんw

 5話で一稀の本当の母親が電車を待っていた駅は東武伊勢崎線(スカイツリーライン)のとうきょうスカイツリー駅です。春河の事故のシーンで一稀が浅草駅から墨田区側へ向けて走っていましたが、位置関係的には辻褄が合いますね。ただお母さんは浅草行きの電車が来る側のホームで待っていましたが…wまあそこは演出の都合上ですかね。

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とうきょうスカイツリー駅のホーム。

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浅草駅周辺

 続いて浅草駅周辺。一稀が歩いて通り過ぎるだけでしたが、東武の駅が入る松屋浅草店のたたずまいは浅草のお馴染みの景色と言えるでしょうかね。

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松屋浅草店のビル。中には東武の浅草駅もあります。作中通り街頭ビジョンも。

 アバンで一瞬映った、悠が箱を預けていたコインロッカーも浅草駅近く。東京メトロ銀座線の浅草駅から繋がる「浅草地下街」の一角にありました。EDで映るロッカーもここのです。

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悠が箱を預けていたコインロッカー。浅草地下街内。

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よく見ると箱の中には大変物騒なモノが…

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浅草寺(雷門、仲見世)

 続いてこれまたお馴染みの、雷門周辺。作中でもモブピクトが沢山配置されていましたが、現実にはそれ以上に賑わっていますw 1話冒頭で一稀は吾妻橋→浅草駅前→雷門前と歩いてきて、この場所で立ち止まって「ラッキー自撮り占い」を見ていました。

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雷門前のスクランブル交差点から見た浅草寺・雷門。東京どころか日本を代表する景色の一つですね。

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雷門交差点の風景は4話で悠が燕太と話している最中に背景としても写されました。

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 雷門の斜め向かいに建つ独特な外観の建物は浅草文化観光センター。作中で一稀が見ていた街頭ビジョンはこのビルの壁面にあることになっていますが、実際にはありません。
 ちなみに館内は無料休憩スポット、カフェ、トイレ、浅草の観光案内や浅草の町並みを一望できる展望スペースもあるので、歩き疲れたときには便利です。

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浅草文化観光センター。作中で一稀が見上げてたビジョンは実在しません。

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文化観光センター前から雷門方面を見た図。

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吾妻橋を見下ろすこのカットは文化観光センター8階の展望テラスから撮影できます。

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この構図も展望テラスから

 カッパ姿になった3人がケッピの曳く人力車で欲望フィールドに連れて行かれるとき、背景に流れていた景色は雷門から続く浅草寺の仲見世商店街がモチーフです。…ってその名がズバリ書いてあったので改めて説明するまでもないですねw 店舗の営業が終わった夜に行くと、作中同様和風なイラストが描かれたシャッターが閉まっている様子を見ることができます。各店舗の名前も、例えば「ヒラノヤ」は「サラノヤ」になっているなど、微妙に変わってはいますがほとんどが実在の店から取られたものなので、探してみるのもおもしろいかもしれません。

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欲望フィールドへ向かう途中に通った仲見世っぽいところ。

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このシーンのスタート地点は仲見世を抜けた先の浅草寺宝蔵門がモデルだと思います。

 幼い悠がヤクザから逃げ回っていた記憶が漏洩した4話のシーン中でも仲見世が登場します。あたりを探し回るヤクザ達から悠が身を隠していたのは雷門から1ブロック行った左側裏手、「文扇堂」という店の前辺りです。この一連のカット、一致度は高いのですが、作中カットでは全て実際の景色を左右反転して描かれていました。

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逃げる悠と追い回すヤクザ達のシーンで出てきた仲見世の裏手。写真は左右反転しています。また色合いも作中カットに寄せて現像しているので実際の見た目とは異なります。

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実際の色味に近いのはこんな感じですかね。これも左右反転したモノを掲載。

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こちらも写真は左右反転済。

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悠が隠れていた曲がり角の様子は若干異なるようです。これも左右反転済み。

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隅田公園

 2話と4話で一稀と弟の春河がニャンタローにえさをやっていた川沿いの場所は隅田公園のタリーズがあるあたり。休日は観光客で賑わうエリアです。

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隅田公園(浅草側)の堤防に腰掛けてニャンタローにえさをやる春河と一稀

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一稀の後ろに見えてるのは東武線の鉄橋です。

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右端にちらっと見切れてるのはタリーズのオープンカフェ。座ってるのがモブピクトでないのは実は伏線だったもよう…

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4話のアングル

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 5話でサラのマネージャーに扮した悠がサラを捕まえようと奮闘するシーンの中でも、ワンカットだけ隅田公園が登場していました。自転車駐車場の入口あたり。電話ボックスは実在しませんでした。

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5話で悠がサラを閉じ込めようとしていた電話ボックスがあるという設定の位置。

 5話の回想シーンで小さい頃の一稀と春河が話していたのも隅田公園です。言問橋すぐ近くの遊具が沢山あるエリアの中に、作中と同じクジラの形をした滑り台があります。

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隅田公園のクジラのすべり台。奥に見える木々やスカイツリーの位置は変えて描かれていますね。

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反対側のマンションが見えるアングルはほぼそのまんまでした。

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すべり台の上の様子。「はじめからおわりまで まあるいえんでつながってる」という春河の言葉に対応するよう、作中では円形のオブジェがある事になっていましたが、その部分は実在しませんでした。(クジラの頭の上に相当するので、多分クジラが噴く潮をイメージしたオブジェですね。)

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花やしき周辺

 2話でニャンタローを追う悠と一稀が事実上のデート?!をしたのは、実名そのまま出ていた通り浅草花やしき。浅草寺の裏手あたりにあり、開園したのは江戸時代末期という、小さいながらも歴史の古い遊園地です。

 作中で描かれていた高い塔にゴンドラがぶら下がるタイプの観覧車は1960年に完成した「Beeタワー」という遊具ですが、老朽化のため2016年9月に営業を終了、解体されてしまいました。現在もタワーの遊具はありますが、これは別のものです。

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今は無き「Beeタワー」

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花やしき外周部

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浅草門にある「花やしき」の看板

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正面口に当たる浅草門。

 今回中までは入りませんでしたが、内部の様子も一致するようです。

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雷5656会館

 5話の吾妻サラの握手会会場は浅草寺裏手にある「雷5656会館」。なかなか愉快なネーミングですが、そのままの名前で実在していますw

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サラの握手会会場となった雷5656会館。

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浅草観音温泉(解体済み)

 サラ握手会の際に一稀が本物と入れ替わる手助けをするため、悠がサラを誘い出したのは浅草観音温泉です。5656会館から少し離れた花やしきと新仲見世の間にありましたが、2016年に営業を終了し、2018年2月には解体されてしまったようです。現在は新しい建物を建てる工事が進んでいました。

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浅草観音温泉のあった場所。奥に見えてる新仲見世は今もそのまま。

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このカットはこんな感じの角度…でしょうかね。

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浅草六区通り

 3話で出てきた「キース・モットクレー」が営んでいた(魚の)キス専門店にも外観のモデルがあります。浅草寺の西にある繁華街「浅草六区通り」に店を構えるクジラ料理専門店「捕鯨船」がそれ。古くから演芸が盛んなエリアに立地しており、多くの有名人たちが訪れる店としても知られているそうです。

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「魚河岸キース」の元ネタとなった「捕鯨船」。「キスを喰ってキスを磨け!!」という作中の文章にもちゃんと元ネタがあったようですw

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左右の店もちゃんと一致します。

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 4話で「古いモノが新しいモノで上書きされていく」という悠の語りの中で描かれた街並みカットの一つとしてもこの場所は登場しています。作中でステーキ屋が新オープンしているのは魚河岸キースのあった場所。キースがカワウソの餌食(?)になったことで魚河岸キースは閉店し、ステーキ屋で「上書き」されたということですね…こんな所まで辻褄合わせてくるのはさすが、という感じです。

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4話ではステーキ屋として新オープンしていた魚河岸キース跡地

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エンディング実写カット

 ここまでは登場地点ごとに分けて舞台を紹介してきましたが、最後にエンディング映像に登場した場所を別立てで紹介したいと思います。
 1話から早速流れたエンディング映像ですが、実写映像と二次元のキャラクター、さらにはCG演出が違和感なく組み合わせられていてとても印象的で、それぞれのキャラクターが本当にその場所に居るような気がするような見事な映像だったと思います。浅草の街角は実写で撮影されているので、写真に撮ると完全に同じモノが撮れるはず、ということで、あの映像の雰囲気を可能な限り再現できるよう、夜の浅草の写真を撮ってきましたので紹介したいと思います。色味とかも元映像っぽくなるよう、頑張って調整してみましたw

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雷門前のスクランブル交差点。

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浅草地下街のコインロッカー。こちらも1話本編中に一瞬ですが登場した、悠のカットと同じものです。

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東武浅草駅の自動改札機

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吾妻橋の南側歩道中程から浅草の繁華街を見た構図。

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仲見世の裏側。雷門からすぐのあたりの東側です。

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かっぱ橋の「極楽かっぱ」

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吾妻橋たもとにある案内

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一稀が居るのはかっぱ河太郎像広場の前。

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悠のカットは、ここだけ少し離れた場所ですが、言問橋の北に架かる、X字型が特徴的な「桜橋」。

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青いブロック塀が特徴の燕太のカットは花やしきの外周です。

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燕太カット別アングル。花やしきのアトラクションを動かす機器部分が不思議な印象の景色です。

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一稀カット2つめ、かっぱ橋道具街の「かなや刷子」前。

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吾妻橋のたもとにある若干キモイオブジェ「そらちゃん」

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一稀カット3つめ、本編でも出てきた夜の合羽橋交差点。

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燕太カットその2は浅草寺の脇、伝法院の裏手にあたる「浅草西参道」アーケードの一角です。さっきの花やしきからもすぐ近く。

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悠のカット2つめは東武浅草駅の北口前。松屋のビルの街頭ビジョンとは反対側の高架下です。

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同じく浅草駅北口。ED映像ではシャッターが閉まっているので終電後の撮影ですね。

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燕太カット3つめは雷門近く。文化観光センター前から吾妻橋の方を見た構図です。

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こちらはまたかっぱ橋。「白衣のさいとう」のあるあたり。

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最後の一稀カットは伝法院通りにある浅草ラスクの前辺り。

 このエンディング映像の実写部分、雨が降って路面が濡れているのもまた印象的だからそれもちゃんと再現できないか、と思い、ちょうどよく夜に雨が降る予報だった1話放送直後の日曜日に狙って行ったのですが、残念ながらほとんど降らず…さらにこの元映像、スカイツリーやアーケードの明かりが消えていたり、浅草駅のシャッターが閉まっていたりするので、おそらく街が完全に静まりかえった深夜2時とか3時とか、それぐらいの時間に撮られたもののようです。流石にそこまで合わせるのは大変なのでやるかどうか分かりませんが、雨については追々狙って行きたいと思いますw

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更新履歴
初回記入:2019.04.16
2~3話の舞台を追加:2019.05.02
4話の舞台を追加:2019.05.06
5話の舞台を追加:2019.05.13