青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 舞台探訪

探訪日:2018.10.08、2018.10.28、2018.11.04、2018.11.23、2018.12.09、2018.12.15(横浜)、2018.12.24、2018.12.30、2019.02.09-10(金沢、大垣)



本記事はTV版の記事です。劇場版の記事はこちら。


 2018年秋クール放送のアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」の舞台探訪です。作中で明言されているとおり、舞台は神奈川県藤沢市。アニメのみならず多くの映像作品の舞台として世界中に知れ渡る江ノ電沿線が今回もメインエリアとなりました。ただ、学校は鎌倉高校ではなく隣の七里ヶ浜高校がモデルだったり、主人公たちの家は藤沢駅北口からしばらく歩いた団地だったりと、最メジャーエリアからは一歩外してきた印象。行ったことない人でも知っているような有名な場所も出てきますが、そうで無い場所も出てくるので、「知ってる場所の知らない景色を見られる楽しさ」も感じられるかと思います。
 ちなみに、本シリーズの原作者・鴨志田一がシリーズ構成を務めた、2017年秋クール放送のオリジナルアニメ「Just Because!」も舞台は藤沢。藤沢駅周辺などは完全に同じ場所が登場したりするので、実は両作品のキャラ同士がすれ違っているとかあるかも…などとクロスオーバーを妄想しながら歩くのもまた楽しい探訪でしたw

 江ノ島・鎌倉エリアは本作の他にも多数のアニメの舞台となっており、ここ数年で30回以上探訪目的で訪問していますw そのとき撮影した写真も相当な数があり、「青ブタ」に登場した地点の写真も結構手元に有りました。そこで本記事では、一部カットについては放送後に訪問したのではなく、過去に撮った似たアングルの写真を使って紹介しています。2018年10月の放送時点で既に実在しない場所もいくつか出てきていますが、そういったカットも過去写真を使って当時の様子を紹介します。

 なお、2019年6月公開の劇場版「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」の舞台探訪は別のページで紹介しています。こちらの記事をご覧下さい。

掲載地点一覧
藤沢駅周辺:江ノ電藤沢駅JR藤沢駅藤沢駅北口柳通り遊行通り
咲太と麻衣の家周辺:御所ヶ谷橋周辺藤が岡地区御所ヶ谷公園大正橋・蔵まえギャラリー付近藤沢市民病院
江ノ島周辺:江ノ電江ノ島駅新江ノ島水族館片瀬西浜~鵠沼海岸江ノ島弁天橋江ノ島島内
小田急沿線:本鵠沼駅鵠沼海岸駅片瀬江ノ島駅
七里ヶ浜周辺:七里ガ浜高校七里ヶ浜駅ホーム七里ヶ浜駅周辺七里ヶ浜・行合橋付近
江ノ電沿線:鎌倉高校前付近の江ノ電沿線江ノ電鎌倉高校前駅江ノ電の併用軌道江ノ電車内
その他:大垣横浜上野動物園金沢青ブタ×藤沢市
劇場版「ゆめみる少女の夢を見ない」に登場した舞台はこちら
2023年劇場版「おでかけシスター」探訪記事はこちら

江ノ電藤沢駅

 高校の校舎や家の中以外で、シリーズ中最も登場頻度が高かろうと思われるのが、江ノ電藤沢駅です。咲太も麻衣も、おそらくは朋絵も藤沢駅から徒歩圏内に住んでおり、高校のある七里ヶ浜まで江ノ電で通学しているという設定なので、登下校シーン等を中心によく出てきます。
 実物と比較すると、作中ではポスター類や柱の位置など細部がわずかに異なる場合もありますが、基本的にはかなり再現度高く描かれています。

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江ノ電藤沢駅。改札から入って左側のホームが乗車ホームで、右側は降車専用になっています。 (撮影日:2018.10.08)

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線路終端にある時計。1話で彼らが降り立ったとき時計は17:18を指していたので、その時刻に合わせてみましたw ちなみにこの時計は「一週間フレンズ。」第8話でも登場し、その時も時刻を合わせて撮影しましたw (撮影日:2018.10.08)

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同じ時計は繰り返し登場します。2話では「私を1時間38分も待たせるなんていい身分ね。」…というセリフと共に登場。そこで14時半の待ち合わせから1時間38分過ぎた16時08分に時計を合わせて撮影w (撮影日:2018.10.28)

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5話でも登場。今度は15時35分。江ノ電がダイヤ通り運行していると15時36分発の電車が止まっているので写真のようになります。作中のようにほぼ無人になるのはダイヤが乱れて10分遅れぐらいで運行しているときでしょうかね。 (撮影日:2018.11.04)

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5話で咲太が座っていたベンチは乗車ホーム真ん中付近壁沿いにあります。「夏目友人帳」の舞台・人吉の球磨焼酎がなぜかこんなところに広告出してましたw (撮影日:2018.11.04)

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以下5話のアングル。(撮影日:2018.11.04)

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(撮影日:2018.11.04)

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藤沢駅に入線する江ノ電の車両。詳しくは後述しますが、車両の色や形どころか「22」という車番まで完璧に実在の物をトレースしています。せっかくなので写真の方も対応する車両が来るタイミングを狙って撮影しました。 (撮影日:2018.11.23)

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9話でも同じ車両が藤沢駅に入ってくるシーンが登場します。(撮影日:2018.12.09)

 ホームの次は改札口周辺を紹介。この付近も1話から何度も登場していますね。

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江ノ電の改札口外から (撮影日:2018.10.08)

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改札を通過する咲太。8話のアングルです。(撮影日:2018.12.09)

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同じく8話。(撮影日:2018.12.09)

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話数戻ってこちらは2話。麻衣さんとの待ち合わせシーンです。(撮影日:2018.10.28)

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このカットで描かれている「珈琲コーナー」こと「江ノ電の珈琲屋さん」は2018年5月15日をもって閉店してしまいました。「Just Because!」でも登場しており、その頃にはまだあったんですけどね… (撮影日:2018.10.28)

 改札から更に外へ。江ノ電藤沢駅はビルの2階にありますが、JR・小田急の駅へはペデストリアンデッキで繋がっています。

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JR南口から江ノ電のりばへの通路。こちらも2話。 (撮影日:2018.10.28)

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JR藤沢駅

 江ノ電の駅からペデストリアンデッキを越えた先にあるJRの藤沢駅。線路が地平を走っているので駅舎は2階にあり、そのまま北口まで抜けられる構造になっています。

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JR藤沢駅コンコース。上野東京ラインの広告がそのまま描かれているのが分かります。 (撮影日:2018.10.08)

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1話で麻衣がバニーガールの衣装を入れていたコインロッカー。 (撮影日:2018.10.08)

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(撮影日:2018.10.08)

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(撮影日:2018.10.08)

 麻衣がクリームパンを買いたがっていたパン屋は、過去には作中の場所に実在していましたが、現在は閉店して代わりにシュークリーム屋が入っています。

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クリームパンのおいしいお店は閉店して現在はシュークリーム屋に。 (撮影日:2018.10.08)

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シュークリーム屋向かいのKIOSKとかも以前はあった気がしますが、今は違う店舗になっています。 (撮影日:2018.10.08)

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南口(江ノ電側)に通じる辺り。 (撮影日:2018.10.08)

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奥に「江ノ電のりば」の文字が見えています。 (撮影日:2018.10.08)

 2話で咲太が道行く人に桜島麻衣のことを知らないかと聞いて回っていたのもJR藤沢駅コンコースです。北口のバスのりば案内の前。

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(撮影日:2018.10.28)

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(撮影日:2018.10.28)

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(撮影日:2018.10.28)

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(撮影日:2018.10.28)

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(撮影日:2018.10.28)

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(撮影日:2018.10.28)

 どこか遠くの街なら麻衣さんのことが見える人がいるかも、と電車に乗り込みます。昔の東海道線を走っていた車両の塗装を模した売店もしっかり描かれています。

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藤沢駅JRホーム。咲太と麻衣が乗り込んだのは3号車の端でしたが、10両編成の列車は実際に全く同じ位置に止まっていました。ただし、このホームから出る列車は実際には熱海・大垣とは反対の東京方面ゆきですw (撮影日:2018.10.28)

 改札付近は9話でも登場。入れ替わってしまった麻衣とのどかが、それぞれの学校へ向かうシーンで登場しています。

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(撮影日:2018.12.09)

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(撮影日:2018.12.09)

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(撮影日:2018.12.09)

 12話では改札出て左側のアングルも登場。咲太の家方面からJR改札へ直行するなら必ず通るところなのでもっと早くから出てくるかと思いましたが、意外と12話で初登場ですね。

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咲太とかえでが上野の動物園へ向かうためにJRに乗ろうとしているシーンで登場。(撮影日:2018.12.24)

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(撮影日:2018.12.24)

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作中ではプリン屋のカウンター越しに描かれた景色。2つ上の写真で「プリンフェア開催中」と描かれているのが見えるかと思いますが、これはたまたまこの12話が放送された前後の期間限定でプリン屋が出店していただけで、常設ではないようです。作中の2014年11月時点ではクリームパンの八天堂がこの場所に出店していました。(2018年1月末までは営業していたのを確認していますが、その後数ヶ月の間に閉店したようです。)(撮影日:2018.12.24)

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藤沢駅北口

 JR藤沢駅を通り抜けて北口へ。咲太たちの家がこの方面にあるため、OPにも本編にも何度も登場します。しかし残念ながら、2017年頃より大規模な再整備工事が始まってしまい、作中で描かれた景色の大半は2018年10月の放送開始時点でほとんど失われてしまいました。

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藤沢駅北口の放送開始後の様子。工事で景色が変わってしまいました。 (撮影日:2018.10.08)

 過去に撮った写真を探していたら工事開始前の様子が分かるものが有ったので、それっぽい登場カットと合わせてみました。街灯やそれに取り付けられた案内板など、ちゃんと一致していたことが分かります。

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ペデストリアンデッキ再整備開始前の藤沢駅北口。街灯や「←藤沢市役所」の標識などが実在していたのが分かるかと思います。 (撮影日:2012.06.30)

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工事の進捗によって写せるアングルも変わってきました。2018年12月末時点では、こんな感じのアングルは撮影可能です。比較画像は12話のカットから。(撮影日:2018.12.24)

 7話で咲太と麻衣が、深夜にネカフェに出入りしていた双葉から事情を聞いていたベンチももうありません。こちらも過去に同じ場所を撮った写真がありましたので、アングルは違いますが紹介しておきます。

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7話に出てきたベンチ。撮影したのが年末年始のためイルミネーションが付いてしまっていますが…(撮影日:2017.12.29)

 1話終盤で映されたこのオブジェ(地下の換気塔?)も北口ですが、工事のため同アングルでの撮影は無理っぽい…。

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(撮影日:2018.10.08)

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同じモノは3話でも登場。駅前の歩道橋を降りてバスターミナルから見た構図。 (撮影日:2018.10.28)

 こちらも1話終盤カット。北口出てすぐ右手の階段からビックカメラの方を見下ろした構図。写真には全く写っていませんが手前はタクシーのりばなので、時間帯によっては作中のようにタクシーが列をなしていると思います。

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このカットも地味に江ノ電バスの後ろに描かれている階段が消滅していたりと、工事によって状況が変化しています。(撮影日:2018.10.08)

 北口ペデストリアンデッキ直結のビックカメラ藤沢店周辺は比較的原形を留めています。冒頭でも触れた2017年のアニメ「Just Because!」でも登場しましたね。ちなみに店内6Fには放送開始直後から青ブタとJust Because!の特集コーナーが展開されていましたw 青ブタの方は次第に勢力を拡大し、聖地巡礼写真の大きなパネルまで登場してますので一見の価値ありです。

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北口から見えるビックカメラ藤沢店。 (撮影日:2018.10.08)

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5話でも登場。(撮影日:2018.11.23)

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さらには7話でも。ビックカメラだけでなくその上に入っているジュンク堂書店も登場しました。(撮影日:2018.11.23)

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入口正面(撮影日:2018.11.23)

 また少し移動してペデストリアンデッキの北の果て。5話で咲太と双葉が話していた場所ですが、ここも工事のため入れなくなっていました。ただここは無くなる感じではなさそうなので、現地の工事予定通りなら2018年12月29日には入れるようになっていそうです。

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(撮影日:2018.11.23)

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デッキ下のバスターミナルも5話で映されました。(撮影日:2018.11.23)

 7話で咲太と麻衣がネカフェに入っていく双葉を目撃したシーンも藤沢駅北口界隈です。

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北口の歩行者専用道「サンパレット」(撮影日:2018.11.23)

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サンパレットの脇道。作中のネカフェはこの写真の向きから180°振り返ったところにあるという設定のようですが、実在はしません。(撮影日:2018.11.23)

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(撮影日:2018.11.23)

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ネカフェ入口付近のモデルは少し離れたところにあるコレでしょうかね。(撮影日:2018.11.23)

 咲太と国見がバイトしているファミレスのモデルも北口にあります。デニーズの藤沢北口店がモデルのようでした。

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咲太と国見がバイトしているデニーズ(作中ではBenny's) (撮影日:2018.10.08)

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柳通り

 咲太と麻衣が住むのは藤が岡という地区ですが、駅からそこへ向かう途中に通るのがこの「柳通り」。文字通り柳の並木になっています。北口のペデストリアンデッキを一番奥まで行った先、右手側の階段を降りてそのまままっすぐ進んでいくのが咲太たちの住むエリアへの道のりになります。

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2話で咲太と麻衣が買い物をした後のカットで登場した階段。なお2018年10月22日から12月頃まで、工事のためこの階段は使用できなくなっています。 (撮影日:2018.10.28)

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このカットは1話で登場。「駅北口柳通り」の標柱は作中にも描かれました。 (撮影日:2018.10.08)

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柳通りをそのまま直進した先にある駐車場前。駐車料金はロケハンの頃より値下げしたんでしょうかねw (撮影日:2018.10.28)

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(撮影日:2018.10.28)

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9話の通学シーンでも登場。カフェベローチェのある辺り。(撮影日:2018.12.09)

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上のカットではベローチェのある角の反対側の横断歩道を渡っているように描かれていますが、続くこのカットと次のカットはベローチェ側の景色で描かれているようです。(撮影日:2018.12.09)

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(撮影日:2018.12.09)

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遊行通り

 柳通りに交差して駅前へ通じる「遊行(ゆぎょう)通り」も9話冒頭で登場しました。上で紹介した柳通りの横断歩道はこの道に通じています。駅への最短ルートは確かにこの道だと思うので、通学シーンの描写も正確そうですね。

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9話冒頭の咲太と麻衣のカット。ビルにあまり特徴がありませんが一応一致しますし、特徴的な街灯の形も同じでした。(撮影日:2018.12.09)

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(撮影日:2018.12.09)

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御所ヶ谷橋周辺

 柳通りを直進して大道小学校入り口の信号を左折すると、境川を渡る「御所ヶ谷橋」に出ます。咲太たちの住むエリアへの入口となる橋で、1話から何度も登場しています。

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境川を渡る御所ヶ谷橋 (撮影日:2018.10.08)

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川沿いから見た御所ヶ谷橋。1話夜のシーンで登場。 (撮影日:2018.10.08)

 全カット掲載しようとするとすごい数になるのでやめておきますが、2話で麻衣が南条さんに電話したのもこの橋の上だったりと、特に麻衣さん編ではわりと重要なシーンで何度も登場しました。

 橋の手前もいろいろ出てきます。

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1話終盤で出てきた御所ヶ谷橋の手前 (撮影日:2018.10.08)

 3話で咲太がエナジードリンクを買っていたコンビニは大道小学校入口の角にあるセブンイレブンがモデルです。

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(撮影日:2018.10.28)

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作中でも咲太が買い物したコンビニの向かいにローソンらしき別のコンビニが描かれてましたが、実際もそういう配置ですw (撮影日:2018.10.28)

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(撮影日:2018.10.28)

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9話の通学シーンでも登場しています。(撮影日:2018.12.09)

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(撮影日:2018.12.09)

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ロケハン時は写真中央の茶色いマンションが工事中だったんでしょうかね。現在は作中の状況と異なります。(撮影日:2018.12.09)

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御所ヶ谷橋の街灯は独特なデザインです。12話で描かれました。(撮影日:2018.10.28)

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藤が岡地区

 咲太と麻衣の家がある事になっているのは「藤が岡」地区です。御所ヶ谷橋で境川を渡った先にある、大きなマンションが建ち並ぶ小高い丘のエリアに彼らは住んでいる、という設定になっています。
 なおこの辺りは閑静な住宅街ですので訪問の際は住民の方に十分配慮した行動を取るようお願いします。

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咲太の家がある藤が岡地区の高台から見た藤沢駅周辺の様子。 (撮影日:2018.10.08)

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藤が岡地区へ登っていく坂道 (撮影日:2018.10.08)

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昼間の景色も何度か登場します。これは3話のカットから。 (撮影日:2018.10.28)

 坂を登った先の団地の風景は、さすがに住民に配慮してなのかマンションの形が変えて描かれているなど、実際の様子とは細部が若干異なっていました。ただ、かなり近い場所は実在しています。

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藤が岡の団地の中。マンションの形は変えられていますが交差点の様子はわりとそれっぽいです。 (撮影日:2018.10.08)

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咲太のマンションがあるとおぼしき道。同じ形のマンションは実在しませんが、左の歩道はわりと似ています。 (撮影日:2018.10.08)

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御所ヶ谷公園

 先ほど紹介した長い坂道の途中にある「御所ヶ谷公園」もわりと重要な登場スポットです。2話で咲太が朋絵と初めて出会ったのがこの場所。のちに「尻を蹴り合った仲」などと言われる原因となった、あの変な出会いの現場がこちらですw のちの9話で麻衣とのぞみが互いにため込んでいたモヤモヤをぶつけていたのもこの公園です。ここでは2話のアングルを使って実際の景色を紹介します。

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公園から見て坂の上側の道路。咲太の家の設定位置からすると、咲太がこの方角からやってくるのは自然な流れです。 (撮影日:2018.10.28)

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迷子の幼女を発見。 (撮影日:2018.10.28)

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(撮影日:2018.10.28)

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(撮影日:2018.10.28)

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誘拐疑惑を掛けられたのが朋絵との出会いw (撮影日:2018.10.28)

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(撮影日:2018.10.28)

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(撮影日:2018.10.28)

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尻を蹴り合っているところを通りがかったおまわりさんに見られてややこしいことに…ww (撮影日:2018.10.28)

 この公園はOPにも登場しています。

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OPに登場する御所ヶ谷公園 (撮影日:2018.10.08)

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大正橋・蔵まえギャラリー付近

 御所ヶ谷橋から2つ上流に架かる「大正橋」周辺も4話で登場しました。バイト先のファミレスからの帰り道、咲太と朋絵がいろいろ話していたシーンの舞台となりました。
 二人並んで歩いているのは「蔵まえギャラリー」という、東海道藤沢宿時代の面影を残す古い建物の前あたりです。この道は江戸時代の東海道・藤沢宿から分岐して江島神社へ至る「江の島道」と呼ばれた道とのこと。何気ない道ではありますが、実は古い歴史があるようです。(参考:藤沢氏ふじさわ宿交流館HP

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バイトからの帰り道 (撮影日:2018.10.28)

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作中の印象よりも暗い感じの道でした。 (撮影日:2018.10.28)

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このカットで描かれている正面右の建物が「蔵まえギャラリー」。左に土蔵が見切れているのも分かるかと思います。 (撮影日:2018.10.28)

 上のカットの交差点を手前側に進んでくると「大正橋」に出ます。

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大正橋付近の境川 (撮影日:2018.10.28)

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(撮影日:2018.10.28)

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大正橋の上で朋絵が自身の境遇を咲太に語りました。 (撮影日:2018.10.28)

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(撮影日:2018.10.28)

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(撮影日:2018.10.28)

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「一人は、恥ずかしい…」 (撮影日:2018.10.28)

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藤沢市民病院

 理央編の8話で初めて登場して以後、かえで編でも度々登場した「藤沢総合市民病院」は、藤沢本町駅からしばらく歩いたところにある「藤沢市民病院」がモデルです。理央編では大雨の中自転車を走らせたため倒れてしまった咲太が運ばれ、かえで編では12~13話に掛けて記憶を取り戻しつつあるかえでが何度も入退院していた病院です。どちらのエピソードでも最も要のシーンがこの病院を舞台にしているのでなかなか重要な場所ですね。
 しかし実際に行ってみると作中で描かれたのとは幾分ようすが違っているようでした。周りの様子や建物の全体的な印象はよく似ているのですが、よく見ると建物の細部は全然違います。作中で描かれているのは、実際の藤沢市民病院よりも一回り大きい規模の病院って感じですかね。

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作中何度も登場した病院のモデル「藤沢市民病院」。作中の様子とは若干違います。(撮影日:2018.12.30)

 建物を描き変えているせいか12話でかえでが一時的に退院した際に咲太と二人で話していたタクシーのりばも実在しないようでした。
 周りの様子も、病院正面の道は結構一致度高いのですが、脇の道は病院本体と同じく「似てるけどだいぶ違う」という印象。13話で花楓の記憶が突然戻ったことにショックを受けた咲太が泣き叫んでいたところも実在するやらしないやら?といった感じです。

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病院を出て右に曲がってすぐの辺り。13話で咲太が泣いてたシーンのイメージに一番近い実在の場所はこのへんでしょうかね。(撮影日:2018.12.30)

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江ノ電江ノ島駅

 藤沢市街中心部を離れて江ノ島方面の紹介に移ります。まずは江ノ電江ノ島駅付近から。PVにも出てきたこの踏切は江ノ島駅の目の前。江ノ電で江ノ島行くと多分多くの人が目にする景色です。過去に同じような構図で写真撮ってたのでそれを使って紹介しときます。

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江ノ電江ノ島駅前の踏切。(撮影日:2017.09.18)

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新江ノ島水族館

 江ノ島近郊の有名観光スポットである「えのすい」こと新江ノ島水族館も登場しています。こちらも昨年の「Just Because!」を始めいろんなアニメに登場する場所ですね。本作では1話で麻衣が「気まぐれに訪れた」と言っていたシーンで数カット映された他、5話でも咲太と朋絵の「デート」の行き先として登場しました。クラゲ類の飼育で全国的に有名で、そのクラゲ水槽のイメージは本作キービジュアルにも使われています。
 この場所は放送後には訪問しなかったのですが、これまた以前行ったとき撮った写真の中に結構それっぽいモノがありましたので、その時の写真を使って「青ブタ」作中カットの紹介をしてみたいと思います。

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えのすい前の広場。(撮影日:2012.06.24)

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ゲートのクラゲオブジェ(撮影日:2018.01.28)

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目玉展示の一つ「相模湾大水槽」のエイ。この水槽の特徴であるマイワシの群れもちゃんと描かれていますね。(撮影日:2012.05.13)

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相模湾大水槽前に居る麻衣。(撮影日:2012.05.13)

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えのすい裏手のデッキから江ノ島を眺める(撮影日:2018.01.28)

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ここからは5話のカット。熱帯魚の水槽。映画「ファインディング・ニモ」でお馴染みのクマノミですね。(撮影日:2018.01.28)

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この水族館の特徴であるクラゲの展示。作品キービジュアルの、バニーガール姿の麻衣さんの後ろにも描かれてますね。 (撮影日:2018.01.28)

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クラゲファンタジーホールにある「クラゲプラネット(海月の惑星)」(撮影日:2018.01.28)

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クラゲファンタジーホールの様子。ちなみにこの写真は本来Just Because!の探訪記事用にと思って撮ったものですw (撮影日:2018.01.28)

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ペンギン水槽。(撮影日:2012.05.13)

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右端に作中と同じ緑のバンドを着けたペンギン写ってますね。(撮影日:2018.01.28)

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片瀬西浜~鵠沼海岸

 各エピソードごとに変化していったエンディング映像ですが、キャラが変わっても場所はどれも同じ片瀬海岸の西側です。7-8話の双葉編は夜景で描かれてなかなか印象的だったので再現を試みてみました。

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双葉編のエンディングっぽく、夜の片瀬西浜。しかし真夏の作中と違って、放送時期の頃はシーキャンドルのクリスマスイルミネーションが輝きすぎててちょっとイメージ違いましたね…(撮影日:2018.12.09)

 双葉編のラスト、3人で花火を見たのも片瀬西浜でしょうか。待ち合わせが鵠沼海岸駅だったのでもっと奥の鵠沼海岸の方かもしれませんが。
 江ノ島の花火大会は10月に行われる「ふじさわ江の島花火大会」の方が有名ですが、作中で描かれたのは8月に行われる「藤沢江の島納涼花火大会」の方。作中の日付は2014年8月19日でしたが、実際この日に行われていたようです。
 10月の方の花火大会ですが、以前見に行ったときたまたま彼らと似たような場所から見ていたので、その時の写真を掲載します。

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作中に描かれた8月の花火大会ではありませんが、片瀬西浜から見た花火。(撮影日:2012.10.13)

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江ノ島弁天橋

 片瀬地区と江ノ島を結ぶ「江ノ島弁天橋」。アニメ化告知ビジュアルでは橋のたもとが描かれていましたが、本編で登場したのは5話が初めてです。朋絵とのデートの途中、えのすいの次に江ノ島島内へ向かうべくこの橋を渡っていました。途中の幅が広くなっているスペースで立ち止まり、朋絵が中学時代の自分のことを咲太に話したシーンです。
 レンガ色の舗装が特徴的な橋でしたが、ちょうどこの5話が放送された直後頃から舗装の張り替え工事が始まりってしまい、白い石畳へと大きくイメージチェンジをしてしまいました。しかしここも過去いろんな作品の探訪で何度も行った場所。昔の写真を探してみたらやはりかなり似たアングルの写真がいくつかあったので、またしても過去の写真を掘り起こして紹介していきたいと思いますw

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弁天橋の脇を流れる境川の河口部。(撮影日:2012.08.05)

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お馴染み弁天橋。これは2012年のアニメ「つり球」のキービジュアル用に撮った写真で、本作の登場位置はもっと手前です。(撮影日:2012.08.05)

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橋の途中から見える砂浜部分。写真は干潮時ですかね。満潮時はもうちょっと作中に近くなるはず。(撮影日:2013.05.26)

 ここからは放送後、2018年11月23日の写真です。この時点でもすでに青ブタで登場したあたりは新舗装になってしまっていました。

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咲太と朋絵が一休みして話してたのは、橋の途中に3カ所ある少し幅が広くなっている場所のうち最も手前(片瀬側)のもの。「3155」の番号が付いた街灯が目印です。(撮影日:2018.11.23)

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(撮影日:2018.11.23)

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舗装更新後の様子が分かりやすいのはこのカットですかね。だいぶ印象が変わりました。(撮影日:2018.11.23)

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クラスメイトの米山さんが落としたストラップを探していたとこ。(撮影日:2018.11.23)

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咲太と朋絵が浜に降りた階段は実在しません。橋のたもとにある観光船乗り場辺りから川沿いに歩いて行くことになります。(撮影日:2018.11.23)

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(撮影日:2018.11.23)

122


(撮影日:2018.11.23)

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(撮影日:2018.11.23)

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(撮影日:2018.11.23)

 ここからは6話。デートの日をループしてしまい、途中で行き先を変更した際に出てきた地下道です。江ノ電江ノ島駅や小田急片瀬江ノ島駅から弁天橋の方に向かうときに通るところですね。

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江ノ島手前の地下道入口。片瀬江ノ島駅側です。(撮影日:2018.11.23)

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(撮影日:2018.11.23)

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(撮影日:2018.11.23)

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(撮影日:2018.11.23)

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江ノ島島内

 6話では弁天橋を渡った先の江ノ島島内も登場しました。引き続き咲太と朋絵のデートシーンですね。朋絵の「思春期症候群」を解決に導いたクライマックスシーンの舞台にもなったので結構印象深い場所になりました。

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江ノ島弁天橋を渡りきった辺り。青銅の鳥居もいろんなアニメに頻出ですがこのアングルは珍しいかも?(撮影日:2018.11.23)

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参道のようす。11月の朝10時ぐらいに撮ったのでこの程度の人口密度ですが、作中と同じ真夏の昼間はものすごい混雑になっていることでしょう…w(撮影日:2018.11.23)

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参道途中にあるガラス細工の店。店頭ディスプレイもほぼそのまんまでした。(撮影日:2018.11.23)

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(撮影日:2018.11.23)

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(撮影日:2018.11.23)

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参道を抜けると江島神社の赤い鳥居が。この場所はBD2巻のジャケットイラストにもなっています。(撮影日:2018.11.23)

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鳥居の先にある弁財天童子像(撮影日:2018.11.23)

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ここからは延々階段ですw(撮影日:2018.11.23)

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バテてる朋絵ですが、流石に真夏にこの階段のぼるのはなかなかしんどい物がありそう…w(撮影日:2018.11.23)

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島の奥まで続く江島神社、その一番手前に当たる「辺津宮」(へつのみや)(撮影日:2018.11.23)

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(撮影日:2018.11.23)

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二人が描いてた縁結び絵馬も実在します。(撮影日:2018.11.23)

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(撮影日:2018.11.23)

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(撮影日:2018.11.23)

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(撮影日:2018.11.23)

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(撮影日:2018.11.23)

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(撮影日:2018.11.23)

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(撮影日:2018.11.23)

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辺津宮から更に上の中津宮やサムエルコッキング苑へ上がっていく途中にある展望台。(撮影日:2018.11.23)

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天気がいいとこの通りなかなかの見晴らしです。見えているのは対岸の逗子方面。(撮影日:2018.11.23)

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朋絵が気持ちに整理を付けて、思春期症候群を脱することができたのもこの場所です。(撮影日:2018.11.23)

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本鵠沼駅

 咲太も麻衣も朋絵も藤沢駅周辺在住という設定なので、藤沢駅から学校のある七里ヶ浜までの江ノ電沿線が多く登場しましたが、理央編の8話では小田急江ノ島線沿線も登場しました。
 まずは藤沢駅から江ノ島方面へ一駅目の本鵠沼駅。理央の家の最寄り駅という設定です。作中で双葉家はずいぶんな豪邸として描かれていましたが、この駅周辺の藤沢市鵠沼(くげぬま)エリアは実際に高級住宅街として名を知られている地域です。ラノベの登場人物には「実はお金持ち」なキャラが一人はいる、というのがテンプレになっているフシがありますが、この場合は地元藤沢の実情をしっかり反映した設定、といえるかもしれませんw

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小田急本鵠沼駅。理央の裏垢が何者かに特定されたのを怖れて咲太に付き添ってもらって帰るシーン。(撮影日:2018.12.09)

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同じく8話で、深夜に国見を呼び出したシーンも本鵠沼の駅前です。(撮影日:2018.12.09)

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(撮影日:2018.12.09)

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(撮影日:2018.12.09)

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(撮影日:2018.12.09)

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(撮影日:2018.12.09)

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(撮影日:2018.12.09)

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(撮影日:2018.12.09)

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(撮影日:2018.12.09)

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咲太が二人にジュースをおごらされたコンビニもちゃんとあります。(撮影日:2018.12.09)

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鵠沼海岸駅

 続いて8話のラスト、理央、咲太、国見の3人で花火大会に行く際待ち合わせをしていた鵠沼海岸駅です。先ほどの本鵠沼駅のお隣です。その名の通り、駅から徒歩10分ぐらいで海岸に出られます。片瀬の漁港から打ち上げられる花火を見るには少し離れた位置にはなるかもしれませんが、その分それほど混雑していなくていい場所かもしれません。

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鵠沼海岸駅(撮影日:2018.12.09)

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(撮影日:2018.12.09)

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(撮影日:2018.12.09)

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片瀬江ノ島駅

 小田急江ノ島線の終点・片瀬江ノ島駅も8話で登場。「江ノ島へ行くには江ノ電」という認識の人も多いかもしれませんが、弁天橋もえのすいもこちらの方が圧倒的に近いですし、新宿駅からの直通列車も多数走っているので実はこちらの方が便利だったりします。竜宮城を模した真っ赤でド派手な駅舎ですが、こう見えて1929年(昭和4年)に建てられたもので、90年近い歴史を持つ駅舎です。
 このように特徴的な見た目から地域のシンボルとして親しまれてきましたが、さすがに90年も経って老朽化が激しくなってきたこと、また2020年の東京オリンピックで江ノ島がセーリング競技の会場となることなどから新駅舎への建て替えが決定しており、既に2018年2月頃から工事が始まっています。2018年12月現在では幸い現駅舎の外観をほぼ保っていましたが、取り壊しも時間の問題。「青ブタ」に限らず多くのアニメに登場した場所ですし、巡礼するならお早めに…

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小田急線片瀬江ノ島駅。咲太、理央、国見の3人で夜通し花火したあとのシーンで登場しました。ちなみに片瀬海岸で実際に花火をすることはできますが、22時~翌朝6時までの間は禁止となっていますのでご注意下さいw(撮影日:2018.12.09)

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(撮影日:2018.12.09)

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駅前のハンバーガーショップなどが入るビル。これももしかしたら駅舎に合わせて建て替えとかあるかもしれません。(撮影日:2018.12.09)

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七里ガ浜高校

 ここから先は鎌倉市内の登場地点紹介に移ります。最初に紹介するのは、登場人物達が通う「峰ヶ原高校」のモデル。これは七里ヶ浜駅のすぐ脇にある神奈川県立七里ガ浜高校です。江ノ電沿線の高校と言えば、一つ手前の鎌倉高校が圧倒的に有名かと思いますが、敢えてこっちをモデルにしたのは何か意図があるんでしょうかね?
 ちなみに「峰ヶ原高校」の名前の由来は、江ノ電鎌倉高校前駅と七里ヶ浜駅の間にある「峰ヶ原信号場」と思われます。この辺りの古い地名が由来ってところでしょうかね。
 実際の景色ですが、校門の周りはわりと一致していますが、校舎の位置はだいぶ改変されていますね。画像検索などで見る限り、校舎そのものも作中とはデザインが違うようです。

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峰ヶ原高校のモデルとなった七里ガ浜高校 (撮影日:2018.10.08)

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作中では校門からすぐに大きな校舎が見えているように描かれていますが、実際はグラウンドのようで入口からは何も見えません。(撮影日:2018.10.08)

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江ノ電沿いに稲村ヶ崎方面に歩いて行くと線路越しに校舎が見えるところがありますが、この通り校舎そのものの形も作中とは違います。(大まかに似てはいますけど。)(撮影日:2018.12.24)

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校門先の坂(撮影日:2018.12.24)

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校門前から江ノ電の踏切を見た12話の構図。これは結構細部まで一致します。(撮影日:2018.12.24)

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七里ヶ浜駅ホーム

 高校の最寄り駅も現実の位置関係通り江ノ電七里ヶ浜駅です。そのため駅ホームのシーンもシリーズ中高い頻度で繰り返し登場しています。特に重要なのは1話で麻衣さんが盗撮されそうになっている現場に遭遇して咲太が割って入るシーンや、5話で朋絵に告白してきたバスケ部の先輩に対して咲太が蹴りを入れたシーン、8話で理央の裏垢が何者かに特定され、近くにいるというメッセージが送られてきたシーン、あたりでしょうか。この場所も全カット再現すると大変な量になってしまうので、1話のシーンを使って駅の様子を紹介していきます。

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七里ヶ浜駅ホームの様子。 (撮影日:2018.10.08)

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看板は全部架空のモノに差し替えたようです。 (撮影日:2018.10.08)

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(撮影日:2018.10.08)

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ベンチのサイズはちょっとデフォルメ気味ですかね (撮影日:2018.10.08)

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(撮影日:2018.10.08)

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(撮影日:2018.10.08)

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(撮影日:2018.10.08)

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(撮影日:2018.10.08)

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(撮影日:2018.10.08)

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(撮影日:2018.10.08)

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(撮影日:2018.10.08)

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(撮影日:2018.10.08)

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(撮影日:2018.10.08)

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(撮影日:2018.10.08)

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藤沢行き入線。これも1000系で合わせてみました。 (撮影日:2018.10.08)

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七里ヶ浜駅周辺

 ホームだけでなく、駅周辺の景色が多数登場しました。高校から駅までは徒歩1分少々の短い道のりですが、結構いろんなアングルが登場しています。

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七里ヶ浜駅の東側出口 (撮影日:2018.10.08)

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駅の鎌倉方にある踏切。駅の方向を見た構図です。 (撮影日:2018.10.08)

 この踏切はBlu-ray第1巻ジャケットの背景にもなっています。
 このイラストで注目すべきは描かれている車両です。アニメで実在の鉄道が描かれる場合、車両の外観がそれっぽいだけで内装は全然違う、なんてことも往々にしてあるのですが、本作では江ノ電関連の描写が異様なまでに現実に忠実に再現されています。車両の色や形はもちろん、型式番号まで実在の物を完璧にトレースしているという、謎の力の入れようw 実際の江ノ電には大きく分けて6種類の車両形式が存在しており、作中ではそのうちの2種類しか登場していませんが、全て実在の番号を元に作画されていて鉄ヲタ的にも感心することしきりでした。
 本編中やOP映像などで一番多く登場しているのは1000系という車両です。この形式は2両編成×6本が走っていますが、そのうち「1501-1551号車」と「1001-1051号車」が作中で描かれています。このうち「1501」が藤沢側の先頭車、「1051」が鎌倉側の先頭車として走っていますが、その向きさえも実際の通りで描かれています。ここまでの情報を持った上で改めてこのBD1巻ジャケットイラストを見てみると、「1051」の番号が書かれた車両が「鎌倉」行きの表示を出しながら、ヘッドライトを付けて走っている=先頭車として走っている様子を描いたイラスト、ということになり、全て現実と辻褄が合う事が分かるかと思います。
 製作サイドがそこまで忠実に再現してくるなら、舞台探訪者兼鉄ヲタといたしましては、車番まできっちり合わせて写真に収めないわけにはいきませんよね(何) …というわけで、訪問日当日の運用情報と時刻表を睨みながら、来るタイミングを見計らって狙い打ちしてみましたw

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Blu-ray1巻ジャケットを、1051号車が鎌倉行き先頭車両としてやってくるところまで再現。(撮影日:2018.10.28)

 なお江ノ電の電車は2両編成のユニットを2つ連結した4両編成として走ることが多いのですが、その組み合わせは日によって変わります。お休みする車両も何本かあるので、作中で描かれた編成が運転されない日もありますし、運転されても、例えば「1051」の前に別の編成が連結されて中間車になってしまう日もあります。どういう運用かはその日行ってみないと分からないので、この写真のように完全一致を目指したいなら何度か通わないとダメかもしれません。

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七里ヶ浜駅前の「行合橋」。高校から踏切を渡って、駅へ行く途中に通るところになります。 (撮影日:2018.10.08)

 1話で咲太と麻衣を乗せた江ノ電が走って行くのを映したカットも七里ヶ浜駅周辺。駅から鎌倉高校前方面へ少し歩いた所にあります。この沿線はこんな風に、線路に降りてくる階段と警報器も遮断機も何も無い踏切がいくつかあって、これまた江ノ電の名物風景の一つとなっています。

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七里ヶ浜駅近くの線路に降りてくる階段 (撮影日:2018.10.08)

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ここも作中と同じ1501番の車両が通過する瞬間に合わせて撮影。ただ広角レンズ付けないと作中と同じ印象にはなりませんね… (撮影日:2018.10.08)

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というわけで後日広角レンズ持参して再チャレンジ。だいぶ雰囲気近くなりましたかね。(撮影日:2018.11.23)

 こちらも1話終盤で出てきたアングル。行合橋たもとから江ノ電の線路越しに高校の方を見たアングルです。

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(撮影日:2018.10.08)

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このカットも車両形式合わせに成功。作中で描かれたのと同じ1000系を2本繋いだ編成の通過時に撮影できました。(撮影日:2018.10.08)

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こちらは5話のアングル。朋絵に告白してきた先輩に咲太が一撃喰らわせて、朋絵と一緒に逃げてくシーンです。(撮影日:2018.11.23)

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(撮影日:2018.11.23)

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12話で咲太と琴美が話していたコンビニは駅前から海岸へ出る途中にあります。(撮影日:2018.12.24)

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七里ヶ浜・行合橋付近

 駅から少し歩いて浜に出るとそこが「七里ヶ浜」。手前に江ノ島、遠くに富士山を望める絶景スポットとしてもよく知られているこの浜辺も作中に繰り返し登場します。OPで咲太がスマホを夕陽の海に海に捨てているいかにも青春っぽいカットwとか、本編中でも2話で麻衣が母親を呼び出したシーン、5話の駅での一件の後咲太と朋絵が話していたシーン、9・10話で(麻衣と入れ替わった状態の)のどかと来たシーンなど、結構印象深いエピソード盛りだくさんなので、作中でもかなり重要な場所ですね。

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OPのワンカットから七里ヶ浜の海岸。(撮影日:2018.10.08)

 放送後に行った時は天候が微妙だったので、過去写真からもうちょっとそれっぽいのを発掘。ちゃんと富士山も見えてます。このシーンの季節は不明ですが、太陽の位置的にそこそこ日が長い季節っぽいですね。(この写真は11月上旬の16時頃撮影。)

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2012.11.10 16時頃に撮影した七里ヶ浜の夕陽。 (撮影日:2012.11.10)

 2話の回想シーンで、中学時代の咲太が牧之原翔子と出会った浜辺もここです。

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(撮影日:2018.10.28)

 後の12話で七里ガ浜と明言されたのでここで間違いは無いのですが、作中での富士山の描かれ方は実際の景色とは少しズレている印象です。もう少し東の稲村ヶ崎辺りから見るとちかいのかもしれません。

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ちなみに過去に撮った稲村ヶ崎付近の海岸の様子はこんな感じ。富士山の位置関係はこっちの方が多少近いですかね?(2012.11.10撮影) (撮影日:2012.11.10)

202


(撮影日:2018.10.28)

 同じく2話、麻衣先輩が母親を呼び出したものの、母親からも存在を認識されなくなってしまったという衝撃的なシーンの舞台もこの七里ヶ浜です。国道の行合橋から浜に降りる扇形の階段が特徴的。この階段脇の駐車場は夕陽鑑賞スポットとして知られており、休日の夕暮れ時は多くの人が集まってきます。

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行合橋から浜に降りる階段。江ノ電の駅脇から流れてくる川の河口部を挟んだ対岸から見た構図です。 (撮影日:2018.10.28)

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浜から見る相模湾と江ノ島。なかなかの良い景色です。 (撮影日:2018.10.28)

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作中の駐車場も現実通りの位置にあります。が、作中で描かれた日曜の午後5時頃だと、おそらくこの写真と同じようにもっと人が多い気がしますw (撮影日:2018.10.28)

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(撮影日:2018.10.28)

 朋絵とのエピソードである5話でも七里ヶ浜が登場します。駅でバスケ部の先輩に蹴りを入れた直後のシーンですね。放送翌日は雨が降っていたので行きませんでしたが、前週の4話終了後の訪問時に似たようなアングルのを撮っていたので掲載しておきます。

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5話でも登場した七里ヶ浜の行合橋。(2018.10.28撮影) (撮影日:2018.10.28)

 9話・10話ののどかとのエピソードでも繰り返し登場します。思春期症候群で麻衣と入れ替わってしまったため、桜島麻衣として学校に行った日の放課後、タイツを脱いで海に入っていってたわりと平和なシーンがあったかと思いきや、10話ではCM撮影で麻衣との実力の差を思い知って落ち込むシーン、さらに思い詰めて夜の海に飛び込んでしまうシーンと、のどか編ではかなり重要なシーンで繰り返しこの場所が舞台となりました。

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行合橋の信号の所にある道案内。高い塔のようなアングルで描かれてますが実際はかなり小さい物です。この写真は地面にカメラ置いて真上向けて撮った感じ。(撮影日:2018.12.09)

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裸足になって海に入っていく麻衣…の姿ののどか。(撮影日:2018.12.09)

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(撮影日:2018.12.09)

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ここからは10話。(撮影日:2018.12.09)

212


(撮影日:2018.12.09)

213


(撮影日:2018.12.09)

214


(撮影日:2018.12.09)

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のどか編の重要スポットなので、夜のシーンもちゃんと夜に再現してみました。しかし作中の雰囲気を再現、という意味では、これまたシーキャンドルのイルミネーションが悪目立ちしている感じですね…(撮影日:2018.12.09)

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(撮影日:2018.12.09)

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(撮影日:2018.12.09)

 引き続き同じ場所ですが11~12話のアングルでも何枚か。

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(撮影日:2018.12.24)

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(撮影日:2018.12.24)

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(撮影日:2018.12.24)

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(撮影日:2018.12.24)

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(撮影日:2018.12.24)

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(撮影日:2018.12.24)

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(撮影日:2018.12.24)

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鎌倉高校前付近の江ノ電沿線

 高校のモデルが鎌倉高校ではないと言っても、やっぱり江ノ電鎌倉高校前駅付近の景色は外せないようですw 藤沢・江ノ島方面から乗ってくると、初めて車窓に海が見える沿線随一のビュースポットとしてお馴染みですしね。
 このエリアはOPでのカットが一番印象的でしょうか。冒頭で咲太が走っていたのは江ノ電腰越駅と鎌倉高校前駅の間、国道134号線小動(こゆるぎ)交差点あたりで線路が海沿いに出る付近のカーブのところです。映像の方はちょっとデフォルメされているのか、完全一致はしない感じでした。

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小動交差点付近を走る江ノ電 (撮影日:2018.10.08)

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同じカットで車両を入れて。描かれているのと同じ1000系をねらいました。 (撮影日:2018.10.08)

 上記カットから少し鎌倉高校前駅方面に歩いたところ。鎌倉海岸キリスト教会の前辺りです。

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ここでもまた「1051」の車両が描かれていたので合わせましたw(記事公開当初は違う車両の写真でしたが撮り直して差し替えました。) (撮影日:2018.12.24)

 OPではこんなカットも。大雨の中傘も差さずに歩く咲太のカット、これも鎌倉高校前駅付近でしょうか。

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鎌倉高校前から七里ヶ浜駅の方に少し進んだ辺りで撮影。 (撮影日:2018.10.08)

 同じく通学シーン。車窓から海が見えるお馴染みの景色。1枚目の咲太が走ってるシーンと同じ場所を車内から見た感じです。

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腰越~鎌倉高校前の車窓。初めて海が見えるスポットなので観光客には人気のエリアです。(撮影日:2018.10.08)

 江ノ電の風景で最も有名と言っても過言ではない、鎌倉高校前駅近くの踏切も8話で一瞬登場しました。「スラムダンク」を筆頭に、アニメ、ドラマ、映画、CM、その他あらゆる映像媒体に登場するので多くの人がどこかで一度は目にしたことがあるはず。海外からの観光客にも大人気で、常時人だかりができるほどの超有名スポットですw

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鎌倉高校駅前の踏切。作中ではもっと近くから撮った構図でした。なお古い写真なので、青ブタ作中と同じ1000系車両ですが、塗装が今とは違っています。(撮影日:2012.03.25)

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江ノ電鎌倉高校前駅

 海に面したホームがとても印象的な鎌倉高校前駅も9話で登場。麻衣の姿になったのどかが麻衣としてCM撮影に挑むシーンです。先ほどの踏切含めてこの駅もいろいろな映像媒体で頻出の場所ですので、ここでCMロケとはまた実に”それっぽい”ストーリーですw
 この場所も最近あまりに人気のスポットとなったため常時人であふれており、作中で撮影が行われていたような早朝にでも行かない限り撮影はなかなか厳しい感じ。なので今よりもう少し状況がマシだった過去の写真を使って紹介します。

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(撮影日:2012.03.25)

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(撮影日:2012.05.13)

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(撮影日:2012.05.13)

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(撮影日:2012.08.05)

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(撮影日:2017.09.18)

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5:05を指し示す時計だけ放送後に合わせに行きました。まあ、作中と12時間ずれた夕方ですが…w(撮影日:2018.12.09)

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江ノ電の併用軌道

 11話でかえでを海に連れて行くため、咲太、麻衣、のどかの4人で江ノ電に乗っていたシーンがありましたが、そのワンカットで道路上を走行する江ノ電の車両が描かれました。江ノ島駅と腰越駅の間にある路面走行(併用軌道)区間は江ノ電の名物の一つですね。写真は腰越駅のすぐ脇から望遠で撮影した物です。作中カットでは商店街の店の並びが全く架空のモノになっているようですが、それ以外の雰囲気は良く一致しています。

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併用軌道区間を走る江ノ電。ここでもまた1051号車でした。(撮影日:2018.12.24)

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江ノ電車内

 これまでの項目でも触れてきたとおり、咲太たちの住む藤沢駅界隈と、高校のある七里ヶ浜駅周辺の移動の際に、江ノ電に乗車する描写が何度も登場しています。外観だけで無く車内も再現度高し。ただ常時混雑しているので車車内の様子はなかなか撮れず…まだ一部しか再現写真を撮れておらず少ないですが、紹介しておきます。

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車内に貼られている江ノ電路線図。 (撮影日:2018.10.08)

 繰り返し描かれる1000形車内の一例はこちら。11話で登場したアングルです。

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(撮影日:2018.12.24)

 5話の藤沢駅のシーンで「22」号車が描かれた後、咲太と朋絵はその電車に乗り込んみますが、その時の車内もちゃんと22号車の車内を元に描かれていました。20系は2編成4両しか無く、もうひとつの編成は座席の色が違い、そして22号車の反対側についている62号車では運転台手前の二人がけ座席配置が異なるので、確実に22号車と特定できます。ストーリーを進める上では正直全くもってどうでもいい要素ではあるのですがw、そこまでしっかり現実に合わせてくるとは、製作スタッフのこだわりが窺えますね。

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……といいつつ咲太と朋絵が座っていた連結部付近の座席は優先席で座席の色が現実とは違うのですが……ww (撮影日:2018.11.04)

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優先席の色以外は椅子やドア、手すりの配置もちゃんと一致します。 (撮影日:2018.11.04)

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大垣

 ここからは藤沢周辺以外の舞台を紹介します。
 まずは2話・3話で登場した岐阜県大垣市。どこか遠くの街へ行けば麻衣さんのことを見える人がまだ居るかもしれない、と藤沢駅から電車に飛び乗ってたどり着いたのがこの街です。作中で麻衣さんが調べていた通り、岐阜県第二の都市で、水がきれいな街として知られています。また最近では、2016年公開の「映画 聲の形」の舞台である「水門市」のモデルになった街としても知られるようになり、舞台探訪的にも注目を集めています。(参考記事:当サイト内「舞台探訪特別編 ~アニメに描かれた桜~」・「聲の形」~大垣市・美登鯉橋

 さて2話の終盤で、半ば駆け落ちのごとく電車の旅をしてたどり着いた大垣駅。「青春18きっぷ」を使って関東から関西へ移動する時には多くの場合この駅での乗換となるので、咲太と麻衣が乗っていたのと同じ「新快速大垣行き」に乗ってこの駅に降り立ったことがある、という人も少なくないのではと思います。ちなみに実際の時刻表で確かめると、藤沢駅からの所要時間は約6時間半。18時過ぎに出て24時30分の到着になるようです。ホテルに入り、麻衣さんがシャワーを浴びている間に咲太が国見に電話をしたのが午前1時16分でしたが、時間設定の辻褄は実情ともしっかり一致しそうです。駅構内や街中の様子もそこそこ一致度高く描かれていましたので、順に紹介していきます。

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大垣駅の駅名標 (撮影日:2019.02.09)

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大垣駅の改札口 (撮影日:2019.02.09)

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(撮影日:2019.02.09)

 咲太と麻衣が泊まったのは駅から徒歩数分の所にあるホテル。スーパーホテル大垣駅前がモデルとなっているようです。

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咲太と麻衣が泊まったホテルのモデル (撮影日:2019.02.09)

 このホテルに実際泊まってみましたが、客室の様子は作中で描かれたのと全然違っていました。ただリニューアルしたばかりのようだったので、以前は一致していたという可能性もないではないのかも…?

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実際の客室の様子。作中とは違っています。 (撮影日:2019.02.09)

 一旦ホテルに入ったあと、替えの下着とかを買いに出かけたコンビニは大垣駅の駅ビル1階に入っていたコンビニがモデルなのですが、駅ビル全体のリニューアル工事のため2018年7月末頃に閉店してしまいました。Googleストリートビューでは閉店前の様子が確認できます。

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咲太と麻衣が買い物に来たコンビニのモデルがあった場所。 (撮影日:2019.02.09)

 コンビニからホテルへ向かう途中のアーケードはそのまま残っています。あのコンビニからスーパーホテル大垣駅前へ向かう道のりとしては、最短ルートではないけどそれほどおかしなルートでもない、といった位置関係です。

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コンビニからホテルへ向かう途中のアーケード (撮影日:2019.02.09)

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(撮影日:2019.02.09)

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(撮影日:2019.02.09)

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(撮影日:2019.02.09)

 ここからは3話、作中では一夜明けた翌朝のシーンです。

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大垣駅前の噴水。実際に朝の撮影です。撮影時は駅ビル工事中のため少し様子が変わっていました。 (撮影日:2019.02.10)

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駅前のアーケード。夜のシーンでコンビニからホテルへ戻るとき通ったのと同じところです。 (撮影日:2019.02.10)

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(撮影日:2019.02.10)

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横浜

 6話の朋絵とのデートシーンでは、藤沢を少し離れて横浜までお出かけしていました。

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みなとみらいの高層ビルと赤レンガ倉庫を写したいかにも横浜っぽい構図。大さん橋の屋上デッキから撮影です。作中カットに完全に合わせるにはこの写真よりも付け根側から撮らないといけなかったのですが、訪問日には大型客船が泊まっていて撮影できませんでした…(撮影日:2018.12.15)

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こちらは横浜駅西口の高島屋前。常に何処かしら工事していることで知られる横浜駅ですが、2018年12月時点でこの絵に描かれた範囲内だけはたまたまほとんど工事されていないエリアで作中の様子がそのまま保たれていましたw(撮影日:2018.12.15)

 このカットの直後に朋絵が水着を選んでいるカットがあるので、店は西口界隈なんでしょうかね。でもその次のカットが汽車道渡った先のカフェである事を考えると、ワールドポーターズあたりの可能性もありそう。こういう店の多いエリアですし、咲太は結構連れ回されたのかもしれません…w

 そしてその横浜デート最後のシーンはオープンカフェでの会話。これは桜木町駅からワールドポーターズへ向かう遊歩道「汽車道」の先からちょっと脇へ入っていったところにあるカフェです。実はこれ結婚式場併設のカフェで落ち着いた雰囲気が売り。高校生のデートにしては随分背伸びしてるな、という感じのロケーションでしたw

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コスモワールド隣の結婚式場「アニヴェルセル」併設のカフェ。他のお客がいたのでアングル合わせては撮っていませんが、外から見るとこんな感じです。(撮影日:2018.12.15)

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二人の席から見えてた景色はこんな感じ。汽車道のすぐ奥に新しいビルが建設中で早速景色が変わっていました。(撮影日:2018.12.15)

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上野動物園

 12話で咲太はかえでと共に上野動物園にパンダを見に行きます。パンダ舎の他にも園内各地が結構ガッツリ描かれています。作品を見てからの訪問はしていませんが、えのすい同様過去に行ったときに撮った写真でそれっぽいのがいくつかあったので、それを使って紹介したいと思います。2012年1月と7年近く前の写真なので現在は状況が変わっている所もあるようですが、雰囲気だけでも。

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上野動物園正門。作中では「東京動物園」になっていました。(撮影日:2012.01.29)

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園内インフォメーションボードも作中に描かれたのと同じモノがあります。(撮影日:2012.01.29)

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パンダ舎入口。壁の上のパンダはこの写真を撮った頃はありませんでしたが、今はあるんでしょうかね。(撮影日:2012.01.29)

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パンダ舎入口遠景(撮影日:2012.01.29)

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ジャイアントの方のパンダ。言わずと知れた上野動物園の人気No.1です。(撮影日:2012.01.29)

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こちらはゾウコーナー。(撮影日:2012.01.29)

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シロクマもちゃんといます。(撮影日:2012.01.29)

 他の動物もちゃんと上野で見られる動物が描かれているようでしたが、レッサーの方のパンダは2018年12月現在、どうやら非公開となっているようです。2020年3月ごろ完成予定の新施設「パンダのふるさとゾーン」(仮称)でレッサーパンダを展示予定というニュースリリースが出ていますので、もしかするとそこまで非公開が続く可能性もあります。すぐに見たければ、都内なら多摩動物公園の方に行かないといけないようです。

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金沢

 最終話(第13話)のラストシーンはいつもの藤沢を離れて金沢へ。かえでのことで大変な咲太を心配してわざわざ戻ってきてくれたのに、ちょっとした行き違いでろくに話もできず、さらには麻衣さんの誕生日だと言うことも知らなかった咲太はバイト終わりに新幹線に飛び乗って、映画のロケをしている麻衣さんの元へと駆けつけます。
 一連のシーンでは咲太が乗った北陸新幹線E7/W7系の車内や金沢駅が登場。これも実際の景色の通りに描かれていました。
 放送の直後は過去に撮った似たアングルの写真を使って実際の風景を紹介していましたが、作中と同じで小雪が降るような季節に実際に行ってきましたので、その時の写真に差し替えて改めて公開します。

 登場順ではありませんが一番わかりやすい景色から、ということで金沢駅前のカットから。金沢駅のシンボルといえる「鼓門」は当然描かれていました。新幹線開業で一層知名度を上げた景色だと思いますが、聖地巡礼界隈では2011年放送の「花咲くいろは」の舞台・湯涌温泉の玄関口ですので、この景色を実際に見たことある人もそこそこ居るのではないでしょうか。

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金沢駅のシンボル「鼓門」。雪が降っていたのでフラッシュ撮影して映り込ませてみました。 (撮影日:2019.02.09)

 ここからは登場順に。咲太は大宮から新幹線に乗って金沢を目指します。

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北陸新幹線E7/W7系の車内。金沢行きに乗るとこの通り3列シートが進行方向右側にきます。 (撮影日:2019.02.09)

 ……ところで野暮なツッコミである事は承知で書きますが、この金沢へ行ったシーンの作中での日付は2014年12月2日なのですが、その時点ではまだ北陸新幹線は金沢まで開業していませんw 実際に長野~金沢間が開業したのは作中の日付から3ヶ月後の2015年3月14日です。今でこそ最速の「かがやき」で東京駅から2時間半で着くようになりましたが、2014年12月当時だと上越新幹線で一旦越後湯沢に出て、そこから在来線特急「はくたか」に乗り換えるという合計4時間弱の行程でした。2018年12月の時刻表でも藤沢駅を19時55分に出ないと最終の金沢行き新幹線に間に合わないようですが、2014年当時だともう1時間ぐらい早く出ないといけないはずなので、もしかすると咲太のバイトは終わっていなかったかもしれませんね…ww

 気を取り直して引き続き金沢駅のようすを紹介しますw

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咲太が降り立った金沢駅14番ホーム。待合室やホームドアの様子が同じなのが分かるかと思います。 (撮影日:2019.02.09)

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ホームから改札へ降りる階段。 (撮影日:2019.02.09)

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「ようこそ金沢へ。」の看板も実在します。 (撮影日:2019.02.09)

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おみやげ物屋が並ぶ駅コンコースを東口(兼六園口)方面へ走る咲太。 (撮影日:2019.02.09)

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(撮影日:2019.02.09)

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東口を出たところ (撮影日:2019.02.09)

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東口タクシーのりば (撮影日:2019.02.09)

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作中では麻衣さんが出演する映画のロケハン隊が撤収作業をしていました。 (撮影日:2019.02.09)

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咲太の後ろに現れる麻衣さん。 (撮影日:2019.02.09)

 金沢駅で無事に麻衣さんに出会えた咲太は、麻衣さんのマネージャーの計らいで夜景のきれいな展望台まで送ってもらい、束の間の「デート」を楽しみます。その舞台となったのは、金沢市街のすぐ近くにある卯辰山公園。金沢城から見て東、すなわち「卯辰の方角」にあるこの山は一帯が公園になっており、金沢の市街地を一望することができます。

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夜の卯辰山公園。訪問した時は作中カットとほとんど同じ場所に車が止まっていましたw (撮影日:2019.02.09)

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卯辰山公園から見た金沢市街の夜景。 (撮影日:2019.02.09)

 咲太と麻衣が二人で夜景を見ていたのは卯辰山公園内の「望湖台」というスポットです。作中で描かれていたウッドデッキは、以前は確かにあったようですが残念ながら撤去されてしまったようです。Googleストリートビューで存在していた頃の様子が見られます。

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二人が夜景を見ていた「望湖台」へ続く階段。ウッドデッキはなくなってしまいました。 (撮影日:2019.02.09)

 登場順では少し戻りますが、13話途中で麻衣さんが映画の撮影をしていたのはは「ひがし茶屋街」がモデルでしょうか。完全一致ではありませんが、雰囲気はよく似ているかと思います。金沢城の城下町として栄えた江戸時代の街並みが残るエリアで、市内有数の観光スポットとなっている場所です。

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ひがし茶屋街 (撮影日:2019.02.09)

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青ブタ×藤沢市

 最後に「青ブタ」と地元藤沢のコラボ(?)の様子をご紹介。藤沢市は自身が舞台となるアニメが放映されるとかなり積極的に推してくれるのが定番となっていますが、今回もご多分に漏れず。放送開始前から設置されていたようですが、街中の要所要所で作品関連の幟やポスターを見ることができました。

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江ノ電藤沢駅で見た10月20日の花火大会のポスター。通常バージョンに加えて青ブタバージョンが制作されました。 (撮影日:2018.10.08)

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江ノ電車内にも中吊り広告が。 (撮影日:2018.10.08)

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片瀬江ノ島駅前にある観光案内所にも青ブタキャラの幟が。 (撮影日:2018.10.08)

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飲料メーカーの伊藤園も協力に入っているため、藤沢市内の伊藤園の自販機のいくつかが青ブタ自販機になっていました。 (撮影日:2018.10.08)

 他にも既に紹介したとおりビックカメラ藤沢店でコーナーが展開されているなど、いろいろな施策が行われています。今後人気が高まるにつれてコラボの方もいろいろ深まっていくのでは無いでしょうか。過去に藤沢を舞台にした作品では、スタンプラリー企画などは必ずといっていいほど行われていましたし、本作でもあるんじゃないでしょうかね。今後の展開に期待です。

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更新履歴
初回記入:2018.10.09
過去写真を利用して江ノ島駅前、えのすい、藤沢駅北口、七里ヶ浜のカットを追加掲載:2018.10.10
2回目探訪・2~4話の登場地点を追加:2018.10.31
3回目探訪・5話の登場地点を追加:2018.11.05
4・5回目探訪、10話までの登場地点を追加、コメント大幅改稿:2018.12.16
6・7回目探訪、12話までの登場地点を追加:2018.12.27
8回目探訪、最終話までの登場地点を追加:2018.12.30
大垣、金沢の写真を追加:2019.05.22