デュラララ!!×２転第20話　舞台探訪(聖地巡礼)

探訪日：2015/08/23

　「デュラララ!!×２　転」第20話「口に蜜、心に針」の舞台探訪です。
　今回は臨也が監禁されていた「アンフィスバエナ」のアジトや四十万達「ヘヴンスレイブ」のアジトなど、メインの話は室内で展開したので外の景色はごく少数でした。登場したのは大きく分けると3ヶ所で、冒頭の粟楠会の四木と臨也が車内で仕事の打ち合わせをしているシーンで通過した首都高の東池袋出入口付近、その車から臨也が降りた後クルリ＆マイルと写楽影次郎に背後から突然攻撃されていた楽影ジム近所の坂道、臨也がわざと囚われていた「アンフィスバエナ」のアジトがある西口の歓楽街がそれぞれ登場しています。

第20話「口に蜜、心に針」登場地点概略

　「デュラララ!!×２　転」第20話「口に蜜、心に針」では次の地点が登場しました。
　(※各エリアがどの辺りに相当するかは「デュラララ!!　舞台探訪　総合TOP」ページをご覧下さい。)

◆サンシャインエリア: 　Aパート冒頭で粟楠会の四木と臨也が車内で仕事の打ち合わせをしていたところ交機に追われるセルティとすれ違ったシーンで登場した首都高の東池袋出入口付近がこのエリアです。このほか、臨也の依頼でノートパソコンを運んでいたセルティが「ヘヴンスレイブ」のメンバーに荷物を奪われた現場もサンシャイン近く、東池袋中央公園の脇でした。

◆南池袋エリア: 　臨也は四木さんの車から降りた少し後に路上でクルリ＆マイルとジムのインストラクター・写楽影次郎に背後から攻撃されていましたが、これは「楽影ジム」があると設定されている南池袋四丁目、雑司ヶ谷霊園の南側にある路地です。

◆北口エリア: 　作中で出てきた発信機の位置を示す地図にも明記されていましたが、臨也がわざと監禁されていた「アンフィスバエナ」のアジトは西口（北口）を出た先の繁華街「西一番街」の中にあるという設定でした。作中ではビルの地下にアジトがある設定でしたが、地図で示されていたビルには地下は実在しません。ラストの臨也と贄川春奈が話しているシーンで描かれたアジト周囲の景色はきちんと一致します。

第20話Aパート

　まずは粟楠会の四木と臨也が車内で仕事の打ち合わせをしていたシーンから。高速出口で一旦停止していたところ交機に追われるセルティとすれ違ったのは首都高の東池袋出入口付近。サンシャインシティのビルの隙間を縫って一般道に降りてくるのが特徴的な景色です。

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首都高東池袋出入口

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交機に追われるセルティ。池袋駅方面からやってきます。

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セルティは高速へ進入。

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　四木と臨也を乗せた車は南池袋方面へ向けてしばらく走り、雑司ヶ谷霊園を越えた先の角を右折します。そのシーンでワンカットだけ映ったのがこの場所。雑司ヶ谷霊園南東端に沿うように延びる道です。

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雑司ヶ谷霊園沿いの道。左手前隅にちらっと映るのは「此花亭」という古い建物で営まれる花屋。

　そして「楽影ジム」の前で臨也を下ろし、代わりに茜を迎えます。以前の回と同じくジムの建物は実在しませんが周囲の景色はそのままでした。

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楽影ジム設定位置の前の道

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ジムがある事になっている駐車場

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　四木の車から降りて歩き始めた臨也はそのすぐ後「楽影ジム」から出てきたクルリ＆マイルと、臨也と過去の因縁があるジムのインストラクター・写楽影次郎に路上でいきなり攻撃を仕掛けられます。この坂道は実際にジムの設定位置の近くで、雑司ヶ谷霊園から地下鉄雑司ヶ谷駅・都電鬼子母神前駅に向かう途中、「清龍院」というお寺の前辺りになります。

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楽影ジム近くの坂道を歩く臨也

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背後から突然襲いかかる舞流

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舞流に続いて写楽影次郎も臨也に襲いかかります

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影次郎を止めに入る美影

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どさくさに紛れて臨也は姿を消します。

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物陰から様子をうかがう「アンフィスバエナ」ミミズの手下。

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第20話Bパート

　Bパート途中で出てきた、セルティが臨也の依頼でノートパソコンを運んでいたシーン。セルティが一瞬目を離した隙に、後ろから様子をうかがっていた「ヘヴンスレイブ」のメンバーにより奪われてしまった現場はサンシャイン60近くにある東池袋中央公園の脇道でした。このシーンに限らず、本作の夜のシーンは背景がかなり暗く描かれていてほとんど黒く潰れているレベルのも多いですが、実はちゃんと風景が書き込まれています。画像処理ソフトでレベル補正をかけてやるとその細部が浮き上がって見えてきたのでこのように場所も特定することが出来ました。

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セルティが荷物を奪われた東池袋中央公園の脇の道。実際はここまで真っ暗なイメージではないですが、作品の雰囲気に合わせてかなり露出アンダーで撮ってみました。

　今回のメイン舞台である、臨也がわざと監禁されていた「アンフィスバエナ」のアジト。途中からこの場所にやってきた「ヘヴンスレイブ」の四十万が持ってきた「アンフィスバエナが使っているチップに仕込まれた発信機の位置を示すアプリ」で地図に示されていたとおり、池袋駅西側、北口の先に広がる繁華街「西一番街」の真ん中辺りにこのアジトは位置している、という設定のようです。作中ではビルの地下に作られていて、事件が終わった後臨也が階段を上って地上に出てくるシーンがありましたが、地図で示された場所には実際には地下はありませんでした。しかし、その直後の贄川春奈とのシーンで描かれた周囲の景色は間違いなくその地図の地点から見たものと一致していました。