デュラララ!!×２結第32話　舞台探訪(聖地巡礼)

探訪日：2016/02/28

　前回は登場地点が一つもありませんでしたが、さすがにそのような回は続かず、今回は露西亜寿司周辺や六ツ又陸橋など、数カ所登場地点がありました。それぞれ別々に動き回っていた多数の登場人物それぞれの物語が今、一つに集束しつつある、という話の内容を反映してなのか、登場地点も繁華街中心部に集中するようになってきた感じです。そして次回のエピソードへ続く終盤のシーンでは、帝人とダラーズにとって「始まりの場所」であり「大切な場所」である”あの場所”も再び登場します。

第32話Aパート

　Aパートはわりと今まで事件の蚊帳の外にいたトムさんのシーン。ぱっと見いつも通りの池袋の街を歩き露西亜寿司へと向かいます。実は街は相当ヤバイことになっているとまだ気づかぬまま…

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露西亜寿司へと向かうトムさん。60階通りハンズ手前からサンシャイン通りへ向かう道。ばくだん焼き本舗の前辺りからシーンスタートです。

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上のカットの右手側にある中華料理屋前。ヨッパライが歩いてたり客引きがいたり、いつもの池袋の光景。

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自販機前で酔いつぶれてる人がいたり。

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街の景色を映すカット。トムさんの居る場所から変わって60階通りのHUMAX前。

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おなじみ露西亜寿司（の設定位置)

　そんなトムさんもついに池袋で起こる事件の渦中に放り込まれることに。那須島が春奈を利用して量産した罪歌の子孫達を放ち、露西亜寿司前に集結させます。その様はまるでゾンビ映画。

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ゾンビのごとく集結する罪歌の子や孫達。

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60階通りの方からもどんどんやってきます。

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露西亜寿司からの視点。どんどん集まってきます。

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露西亜寿司前の交差点はどこを見ても罪歌憑きだらけ。

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この事態の主犯たる那須島達は向かいの「ORE池袋ビル」の前にいました。

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トムに襲いかかってきた罪歌憑きの一人

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サイモンに制圧されます

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思うままに罪歌憑き達が動く様を満足げに見る那須島

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第32話Bパート

　Bパート冒頭は臨也、静雄、新羅の高校時代回想。当時の来神高校は現・来良学園と同じ位置、同じ建物という設定で、実在はしませんが豊島清掃工場と川越街道を挟んで向かいにあるという設定です。会話の途中で出てきた静雄が臨也に誘導された結果トラックに跳ねられたシーンは1期7話Bパートで描かれたもの。現場はサンシャイン中央通りのヤマダ電機裏手です。写真は当時の探訪記事を参照して下さい。

　次のシーンはセルティの家へ向かう杏里と沙樹の様子が映されます。二人が歩いていたのは六ツ又陸橋南側歩道橋。川越街道沿いにあるセルティと新羅のマンションへはもうあと少しの場所です。杏里の家の正確な位置は分かりませんが、おそらく東池袋5丁目、都電の線路沿いに伸びる「日出優良商店会」（1期7話で静雄がお世話になっていたパン屋のある商店街）の周辺と思われるので、ここまではそこそこ距離があります。前回「（新羅の家までは）少しありますが歩けない距離でもありません。」というセリフがありましたが、まさしくそんな距離感です。

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杏里と沙樹が歩いていた歩道橋。池袋大橋の付け根辺りから見た構図です。

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歩道橋の途中から。後ろに見えているのは池袋大橋。

　次のシーンはついに帝人と正臣の物語が交わるシーン。六条千景が帝人にチャットを通じてアプローチし、それに応じた帝人が電話をかけなおしたことで、これまで完全に別々だったこの二人のストーリーが一つに集束し始めます。千景の策により「人質」という扱いになっている正臣を引き渡す場所として帝人が指定したのは”あの場所”。女好きの千景に言わせると「近くに女子校がある場所」なんて形容になってしまいますが、帝人にとっては「始まりの場所」として非常に「大切な場所」。1期からのファンで池袋を実際に訪れたことのある方ならこの三つのキーワードを聞いてピンと来た人も多いかと思いますが、そう、あの日「ダラーズ初集会」が行われた「東急ハンズ前」がその場所です。